歯ぎしりは大人がするものだと思っていた私は、子供が小さな頃に思いっきり歯ぎしりをしている事に気付いて、びっくりした事があります。
そのころは、これはあくまで「ただの癖」で、すぐにおさまるだろうなぁ~と思い、あまり気にしていませんでした。
ただ、子供の歯ぎしりを、ただの癖と思っていると、後で取り返しのつかない事になる場合があるようです。
歯ぎしりはただの癖でおきるのではなく、ストレスや歯並びの異常などでおきるからです。
特に永久歯が生えた後の歯ぎしりは、歯に負担が多くかかることで歯がすり減る場合がありますので、早めに対策をする必要があります。(恐ろしすぎる。。。)
基本的に、ストレスは誰にでもありますが、就寝中に歯ぎしりを頻発するほどの大きなストレスを抱えているなら、やっぱり、取り除いてあげなければなりません。
大事な歯がすり減るといった状況にならない様に、事前にできる事をしましょう。
※仮に永久歯ではないとしても、何か問題があるかもしれませんので。。。
そのためには、定期的な歯科医の検診は重要であり、歯の異常にいち早く気付けるような対策が必要になってくると思います。(面倒なんですけどね^^;できる範囲で。)
目次
子供が歯ぎしりをしていた・・・
私が子供の歯ぎしりに気付いたのは、子供が小学校低学年くらいだったと思います。
そんなに頻繁にではありませんが、気づいたら身体に触って体制を変えてあげたりして、とりあえずですが、その場はおさまるよう配慮していました。
様子を見ていると、週に2~3回の頻度の時期もあれば、ほとんどしないという時期もありました。
歯医者健診は定期的に受けており、歯ぎしりによる歯がすり減るなどのダメージがある場合は、歯科衛生士さんからのアドバイスがあるだろうと勝手に思っていました。なので、最初は、あまり気にはしていなかったんです。
ただ、なんと!歯ぎしりをする事によって、歯がすり減るというだけではなくて、大きく削れることもある!という話も聞きましたし、食いしばりはあまり良い事ではありません。
もしも、頻発するようなら早め早めに対策をしないといけないなと感じる様になりました。
「子供の歯が、歯ぎしりによってすり減る場合」の対応策とは?
簡単対策!子供様のマウスピースを付けてみる
子供はまだ歯医者で、歯ぎしり対策を強くは勧められてはいません。
どちらかというと、歯科衛生士さんからは、私の方が心配だと言われました。。え?と思いましたが。
私の場合は、夜間の歯ぎしりではなく、日常的に食いしばっているようなので、対策した方がいいとの事でした。
矯正などの方法もありますが、マウスピースを自分用に作ってはめるのが、最も簡単で効果的という話だったので、「では」と思い、さっそく作っていただき、寝るときや家にいる時などに使用しています。
この話を聞いて、子供様のマウスピースも併せて作ってもらう事にしました。私も必要なのであれば、もしかしたら癖などが移っている可能性も大いにあります。もしくは同じ様な事でストレスを抱えている可能性も。。。なんかごめん。。。
とりあえず、個人的に使用した感じは、やはり最初は若干の違和感はありますが、就寝中にいつの間にか外してしまうというほどではないので、なかなか効果はあると思います。
朝起きて外した時には、少しだけ歯が浮くような違和感がありますが、すぐになくなります。
マウスピースのせいなのかはわかりませんが、使用するようになって、口の中の乾燥が改善されたような気もしています。
そして子供もマウスピースをする様になってからは、当然歯ぎしりをしなくなりました。※これで歯がすり減る事もありません。付けていればですけれど、、、
問題なのは、マウスピースを嫌がる、というほどではありませんが、よく忘れてしまう事です。子供にとっては邪魔なだけなんでしょうね。。。なんとなく気持ちは分かるので、無理強いはしてませんが。。。それでも、とりあえず何もないよりは良いと思い、マウスピースを付ける様にと伝えています。
もし、ストレスや歯並びが原因なら、それを取り除きましょう
歯ぎしりは単なる癖などではなく、何か原因となる様な事があるといいますし、歯が削れる以外にも、身体のあちらこちらに不具合が出てくる場合があります。
精神的なストレスや、歯並びなどの原因があるならば、取り除いてあげないといけません。
歯ぎしりを頻発する時には、特に何か精神的に不安なことがあるのだと思いますので、様子を気にかけるようにしています。
そして規則正しい生活をし、適度な運動をさせることも重要だと考えます。
就寝前にリラックスすることも、歯ぎしりを防ぐことに良い効果があるといわれますので、就寝の1時間前にはスマホを見るのはやめ、リラックスして眠りにつけるような飲み物を飲んだりしましょう。
とにかくリラックスできる時間を作る様に心がけると良いと思います。
そして原因を無くしつつ、歯並びや歯のすり減りなどの異常が見つかれば、定期的に歯医者で診察をしていただくほうがいいと思います。
原因によって、どの様な対応が必要になるかが全然違ってきますので、ここは注意をしなければならないと思います。
歯ぎしりの対応策の注意点
歯ぎしりに効果的なマウスピースですが、市販品もたくさん売られています。
形状や素材も色々あります。
ですが、合わないマウスピースをはめるのは、歯並びなどにも影響が出る事があり、歯ぎしりを無くすどころか逆効果になる恐れがありますので、注意が必要です。
市販品でも、温めたりして自分の歯の形に変えられるものがありますが、それでもやはり歯にぴったりというわけにはいかないようです。それはそれですごい技術ですけどね^^;
柔らかすぎたり、硬すぎたりと使用してみないとわからない事もありますので、歯科医で作っていただく方が安心だな~と思います。
私の場合は、保険適用(3割)で5000円位で作れましたので、市販品ではなく歯科医で自分の歯に合ったものを作っていただく事をおすすめします。
もちろん、歯科医によって価格などは違いますので、かかりつけの所でまずは相談してみてはいかがでしょうか。
歯ぎしりの対応策をする事で、、、
歯ぎしりそのものの原因を無くすことと、歯ぎしりを誘発するような生活習慣をやめることで歯ぎしり事態を軽減できると思います。
※ちなみに私は若い事に爪を噛む癖があって、何度も噛んでいたら歯がかけた事があります。。。
特に「ストレス」というのは、(恐ろしい事に)歯ぎしり以外にも人の身体への負担はとっても大きくて、身体の色々な部分に症状がでてくることがあるとも言われています。
子供がかかえる、ストレスの原因を探る事、ストレスを軽減してあげる事も親としてのとても重要な役割だと考えます。
そして、現在歯がすり減るとか、もしくは、削れるほどの歯ぎしりをしているようであれば、早急に対策をしないといけないと思います。
その場合は歯科医で自分の歯にぴったりとマッチする様なマウスピースを作って、就寝時に装着するのが効果的です。
歯は一生使うとても大切なものです、子供のうちから定期的な健診がとても大切で重要だと思います。
まとめ
自分自身が歯ぎしりに悩んでいなかったので、ストレスが原因で起こっていると知った時はびっくりました。
確かに日常的なストレスを感じていたこともあり、納得しました。
そして、自分自身も日常的に歯を食いしばっているなどとは、まったく自覚していなかったので、歯科衛生士さんに指摘されて驚きました。私自身も結構歯がすり減る事をしていたんですね^^;
日常では気づかない事、知らない事はたくさんあります。
歯のことは、歯の専門家にみていただくことが大切だと思いました。
そして、自分でも調べたり対策していければ最適ではないでしょうか。