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ダウンジャケットは1年の中でもわずか数ヶ月しか使わないのに、わざわざクリーニングに出すというのは、ちょっともったいないんじゃないかな~と感じます。もしもクリーニングのお店へ持って行くとしても、これが結構大きいので持っていくのもなかなか面倒。私の場合は家から結構遠いというのもありますが。。。

ダウンは基本的に「手洗い不可」と書いてある場合が多いのですが、実は手洗いできるものもあります。私は毎年ダウンジャケットを自分で手洗いする様にしています。やった事がないと「ほんと?」って思うかもしれませんが、ちゃんと洗えるのです。

で、その際に気を使っている事があります。それが洗剤です。洗剤はレノアやボールドなど、いわゆるオシャレ着用のものを使う様にしています。これを使って丁寧に洗えば、袖口の汚れも綺麗に落ちます。

洗剤や洗い方などに気をつける必要はありますが、私は自分でやる方が好きです。なので、クリーニング屋さんよりも個人的な満足度は高いです。年に一回のセルフクリーニングなので時間をかけて自分でやる方が安いですし、仕上がりが良いです。

いくつか注意点はありますが、基本的に汚れは落ちるので試してほしいと思います。※多少のコツはあるので、もし2つ以上持っているのであれば、最初は最悪失敗しても良いもので試してからがおすすめです。

私が自分でダウンの洗濯をする様になったのは

若い頃、ほそぼそと貯金を貯めて、ようやくモンクレールで買ったダウンを持っています。以前はクリーニング店に出す様にしていたのですが、汚れがしっかりと取れていない様な気がしました。また、持っていくものちょっと面倒ですし、そこそこお金がかかるので、家で3月ごろに毎年一回洗っています。

基本的にナイロンや、ポリエステルなら手洗いできます。ただ、カシミアなどを使っている場合はクリーニング必須です。

水で手洗いしても大丈夫か不安に思うかもしれませんが、もともとダウンジャケットは登山やスキーなど濡れることが前提で作られているので、そこまで神経質になる必要はありません。強いていうなら、ファーの部分は取り外してクリーニング店に出した方が良いかもしれません。

洗濯機に水を入れて、それを樽がわりにして、オシャレ着洗剤を薄めに入れて手洗いしています。袖口など頑固な汚れがある部分はスポンジを使って丁寧に洗っています。しっかりと羽毛の部分に水が入るように軽くもんで洗うようにしています。

晴れの日にやらないとなかなか乾かないので、手洗いするときは絶対晴れの日にやってください。一日外で干してから除湿機をつけた部屋に置いておくと大丈夫です。

ダウンの洗濯に使う洗剤

洗剤の選び方はかなり重要です!ただ、特に高級な洗剤を使う必要はありません。それに高ければ良いというものでもありません。スーパーなどに売っている市販のもので良いですが、オシャレ着用が良いです。私はレノアとボールドを使っています。

汚れ具合によっても変わりますが一番気に入っているのはレノアスポーツです。できればフローラル系の香りがするタイプではなく、シトラス系の方を選んだ方が良いです。フローラル系だと水洗いが甘いと匂いが残ります。

どうしても羽毛の部分は直接出て触れて洗うことができないので、慣れないうちは少し洗剤の匂いが残り易いです。

レノアスポーツは防臭、消臭を前提に作られているので、汗などの匂いが落ち易いです。冬場なので汗は余り汗はかかないと思うかもしれませんが、意外と汗をかくシーンは多いです。


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また、雪や加湿器をつける場面が増えるので、全体的にジメジメして匂いがこもり易いです。なので消臭効果のある洗剤をお勧めします。

しかし、そのまま使うと少し水洗いの際に落ちにくいので、通常の1/2ぐらいの量を使うべきです。洗濯機の樽に水を入れて、少なめの洗剤で洗って、ゆすいで軽く脱水して日なたで1日干しています。

袖口などの頑固な汚れは少し濃いめの状態で洗剤を薄めて、霧吹きに入れて、霧吹きで気になる部分にかけてスポンジなどで軽く擦って洗っています。

特に難しくありませんが、時と場合によって洗剤の量は調節するべきです。また、洗剤を使う時はまずは少量から試していくのがおすすめです。ダウンの場合ではまだありませんが、以前、冬物の上着にも洗剤を吹きかけた所、白っぽい斑点の様になってしまった事があり、結局もう一度洗い直しました。

今の所、洗剤としては、レノアスポーツがお気に入りですが、最近試しに使い始めたボールドのオシャレ着用も悪くありません。こればっかりはどれが1番とも言えませんが、この2つなら、量を間違えなければ問題なく使えると思います。

ダウンの洗濯の注意点

まず、特に大事な点として、洗剤は強すぎるとダメージにつながるので通常の1/2ぐらいの薄さにしてください。例外として袖口などの頑固な汚れは普通か少し濃いめでOKです。

それと、上述していますが、絶対に晴れの日にやってください。あとで天日干しをしますが、夏ほど暖かくないので、晴れの日にやらないと水分が残り運が悪いとカビ臭くなります。

また、脱水をするときは洗濯機の脱水機能を使っても良いですが、長くても5分ぐらいでこまめに止めてください。それを数回繰り返して脱水してください。遠心力で羽毛が寄ってしまうので、5分ごとに取り出して偏りが無いかを確認しながら慎重に脱水してください。

はじめのうちは慣れないと思うので、シャワーを使って洗った方が無難かもしれません。シャワーの方が脱水にかける時間も少なくすみます。ただし、洗濯機を樽がわりに使った方が羽毛が綺麗になるので、できれば水につけながら洗うことをお勧めします。

あとフードや毛皮は外してください。こちらは個別に洗面桶やシャワーで手洗いした方が洗い易いです。

自分でダウンの洗濯をするメリット

自宅で洗うメリットが結構あって、まず、クリーニング費用を結構節約できることです。また、外に出なくて良いです。2月末から3月末に手洗いをしていますが、その時期はダウンはいらなくても少し肌寒いので外に出たくありません。インフルエンザも流行っている時期なので極力外に出たくありません。

個人的に手洗いの方が綺麗に汚れが落ちると感じています。これが一番のメリットだと思います。汚れがキツイ箇所を集中的に洗濯できるので、私は手洗いの方が好きです。

また、これは感情論ですが愛着が湧きます。自分で手入れをした方が大切に扱おうという気持ちになるので結果として長持ちします。

長持ちする=新しいダウンジャケットを買わなくて済むので結果として安くなります。カシミアなど特別デリケートな生地ならクリーニング屋一択ですが、ポリエステルやナイロンなら自宅で手洗いをお勧めします。

まとめ

ダウンをクリーニングに出すというのはちょっともったいないと思います。どうしても落ちない頑固な汚れがあるのなら仕方ありませんが、できれば自分で手洗いをした方が安くすみます。

レノアやボールドなど市販の洗剤でも十分汚れが落ちるので、少し怖いかもしれませんが勇気を出して手洗いをして見てください。

最近ではスポーツ用の消臭・防臭タイプの洗剤も増えてきたので、手洗いがし易いです。少し工夫をしたり注意することがありますが、ダウンの洗濯は手洗いの方がオススメです。


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