エアコンの掃除というのは、実際に自分でやってみた事のない方にとっては、実は敷居の高いものなのかもしれません。
イメージ的にエアコンて「機械だからなぁ…」ということで、なんとな~く男手じゃないと難しいのでは?って思っている奥様方も結構おられるのでは?と思います。
ですが、実際のところは、そんなことは全然ありません!
なんなら、掃除のコツさえ掴めれば、子どもさんでも出来る位に簡単な作業ですので、「子どものお手伝いリスト」のひとつにしてもいいくらいなのです。
家族の誰でも自分で掃除できる状態にしておくというのは素晴らしい事だと思います。
まずは試しに、自分でエアコンのお掃除をやってはみませんか?
付属の取扱説明書を見れば、親切丁寧にフィルターの外し方が掲載されているはずです!本当に結構簡単なんですよ。
それに、なんといってもマメに掃除しておけばエアコンの運転効率が上がって電気代も下がる!そんな省エネにも繋がるという、お財布にも嬉しい影響がありますよ。
目次
エアコン掃除を自分でするために
本来なら、エアコン掃除はシーズンインとシーズンオフの二回ぐらいは最低でもやっておいたほうが良いのかもしれません。覚えたら非常に簡単なので。
私もシーズンイン(エアコンを使いだす大体6月、暖房の場合は11月後半くらいでしょうか)の時期に掃除をする様にしています。
こまめに掃除をするのに越したことはないとは思いますが、ついつい忘れがちになってしまいます。
ですので、わたしが考えたのは「シーズンオフになって、エアコンを使用する時期を過ぎたら、コンセントを抜いておき、そのコンセントをエアコン本体にしっかりとくくりつけておく」ということです!
このコンセントを抜いておくというのは、どなたでもやっているとは思いますが、そのコンセントを本体にくくっておくところが大事なポイント!なのです。
①次シーズンにエアコンを使用するときにコンセントをみる
②その時の本体も目にはいる
③「あれ!本体が汚いぞ!」と気づく
④使用前に掃除したい気持ちになる
という(自分でも簡単に気づく)仕組みです。※シンプルですが結構効果があるんですよ。
エアコンの掃除を自分でするための事前準備
エアコンの汚れといえば、一番掃除し易くて、掃除の効果が出やすいのが何と言ってもフィルターです。※他の箇所は自分で掃除しにくくて、しかも、効果が出にくいです。
フィルターは気軽に外すことができますが、この外す作業の時にフィルターについたホコリが舞ってしまいます。
これはどんなに慎重に行っても、必ずホコリが出ます。
しかも、かなり微細なものなので、舞ってしまうと、その後の周辺の掃除がとても大変なものになってしまいます。ほんとに。。。
ですので準備としては、まず周辺の養生。といっても、新聞紙をとにかく周辺のものにかけておく、という簡単なものでも結構効果があると思います。
また、この新聞紙に霧吹きなどで若干の湿り気を与えておくと、新聞紙に舞い落ちたホコリが再び暴れることなく処理をする事ができます。
また、掃除ということで部屋の窓を開けがちですが、フィルターを外す時だけは窓を閉じ、部屋内の風の流れが無いようにしたほうがホコリが舞うのを防げます。
エアコン掃除の簡単手順
いよいよ作業の第一歩、一番簡単な「フィルターの掃除」を行います。
外す時にはホコリが舞ってしまわぬよう、慎重に静かに本体から抜き取ります。
外したフィルターの掃除法ですが、二種類あります。
1つ目は「掃除機で吸う」です。
一番手軽で、取扱説明書などにも記載されているメーカーお墨付きの方法でしょう。
エアコン掃除と言えばこの方法を連想する方も多いはずです。
ただし、どうしてもホコリが舞ってしまう作業になるので、なるべく外などで行ったほうがいいと思います。
2つ目は「シャワーで流す」です。
あまり一般的ではありませんが、実は簡単で、かつ掃除機よりもしっかりさっぱりキレイになります!が、その分注意しなければならない点があります。
まず、シャワーを当てる時の向きを絶対に間違えないこと!
ホコリを防いでいるオモテ面ではなく、ウラ面からシャワーをかけます。
でないと、掃除どころかフィルターにホコリを逆に詰まらせることになります。
そして、掃除した後にしっかり乾燥させること。
でないと、カビなどが発生する原因になったするので要注意です。それに故障の原因になってしまう事もありますからね^^;
乾燥方法は、まずよく振って水を切り、その後天日で数時間乾かせば良いでしょう。
フィルターの素材はプラスチック的な物が多く、中まで水が浸透することもないので、乾くのは案外早いです。
とはいえ、必ずしっかりと乾いてから取り付けを行う様にしましょう。
エアコン掃除をする場合に気を付けておきたい事
フィルターを外した時に露出する金属製の「フィン」部分は取り扱いを注意しなければなりません。
なぜなら、エアコンのとても重要な箇所だからです。とても薄い金属製の板のような部品が幾重にも重なっています。
ここは、ちょっとなにかをぶつけただけでもすぐに凹んでしまうような繊細な作りです。
また、端の部分が鋭利になっているので、無造作にさわってしまうと怪我をする可能性もあります。
ですので、掃除をする時には、ここだけには絶対に直接触らない様にしましょう。
フィンの部分には便利グッズを使おう!
この箇所は、色々な会社から専用に販売されている「エアコン掃除スプレー」で掃除することが一番だと思います。
これなら手を触れることもなく、奥のほうまでしっかり洗うことができます。これでフィルターはバッチリです。
まとめ
どんな作業でもそうですが、なんといっても事前準備が一番大切だと思います。
まわりの養生をしっかりとしておくことで、その後の二次的な清掃作業で苦労することもなくなると思います。
準備さえしっかり行っておけば、作業自体はそんなに難しいことではありません。一度やってみると自分で簡単にエアコン掃除ができる!と実感していただけると思います。
「部屋の掃除のついでにちょっとエアコンもやっておこうかしら…」というふうに気軽な感じでマメに掃除しておけば、冷房効率もあがり、ひいては省エネ効果にも繋がるのです!