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サラサラフワフワで快適なカーペットは、寝転んだりすると、とても気持ちがいいですよね。

そんなおうちのカーペット。しばらくするとなんとなく薄汚れていたり、毛並みが固くなっていたり、臭いがしたりしませんか?

我が家は小さい子どもがいますので、転んでもゴチッとしないためと、騒音対策でリビングにカーペットを敷いています。

毎日掃除機はかけていますが、夏場の汗をかくこの時期、なんだかカーペットがベタベタします。そして何やら臭います。寝転がるとしばらくして体がかゆいような(汗)。

さあ!この汚れたカーペットをお掃除しましょう。カーペットのお掃除には重曹がとってもおすすめなのですよ。

そもそもカーペットってなんで汚れるのよ?

毎日掃除機をかけているカーペット。どうしてベタベタして嫌な臭いがして、しかもなんだか体がかゆくなるのでしょうか。

カーペットには沢山のゴミが絡まっています。髪の毛、ほこり、後は、食べかすなどなどで、これがカーペットの毛足に絡まっています。

掃除機をかけていても奥に絡まったゴミはそのまま残り、ダニの餌となりダニが大発生!なんて恐ろしいことになってしまいます。

ダニやホコリはアレルギーの原因にもなりますから、要注意です。

そしてベタベタ。これは皮脂などの汚れです。人間は足の裏からも汗をかきます。

足の裏からかく汗の量は、両足でなんと「コップ1杯分」。

この汗と皮脂汚れが混ざってカーペットにベタベタベタベタとついてしまっているのですね。

カーペットを掃除する方法

汚いカーペットを一気にきれいにするには、ジャブジャブお洗濯が一番です。

洗濯可能なカーペットなら良いのですが、ちょっとお値段がよくて厚みのあるものは洗濯不可な場合が多いです。

洗濯可能でも、自宅の洗濯機では大きすぎてきちんと洗えていなかたり、無理やり入れると洗濯機の故障原因にもなりますので注意です。

クリーニングに出すとおいくら?

自宅で洗濯ができないのなら、クリーニングに出すという手段もあります。

さてクリーニングにお願いするといったいおいくらかかるのでしょうか。

素材、厚さにもよりますが1平方メートルあたり3000円から4000円。2平方メートルで6000円から8000円します。

これは高い!新しいものが買えてしまいそうです。ちなみに私は、以前毛足の長いカーペットをクリーニングに出したことがあります。

クリーニング代金は1万円近くかかったのにも関わらず、溶剤の独特の匂いがついてしまい、結局使用できなくなりました。(トホホ。)

いよいよ重曹の出番です。

洗濯出来ない、クリーニングは高い。となると自分でお掃除するしかないですね。いよいよ重曹の出番です。


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カーペットに付着している汗や皮脂汚れですが、実は、これは「酸性」の汚れなのです。

「酸性」の汚れというのは「アルカリ性」を使って中和すると汚れを落とす事ができるんですよ。

でも、一つ注意点もあります。

今は「アルカリ性」の洗剤は数多くありますけども、直接座ったり寝転んだりするカーペットですので、綺麗にする際に使用する洗剤は、できるだけ刺激の少ないものがいいですよね。

洗剤によっては、刺激が強くてカーペットの素材を痛めてしまうこともあります。

そこで「重曹」がおすすめなのです(ちなみに重曹は炭酸水素ナトリウムというのが正式な名称ですよ~。これ覚えなくとも実践にはあまり関係ないかもしれませんが^^;)。

重曹の成分は「弱アルカリ性」なので、刺激が強くなくカーペットのお掃除に使用しても安心なのです。

そしてとてもお安くて、何と100円ショップにも置いてあるんですよ。

重曹でカーペットお掃除開始

それでは、さっそく、カーペットをお掃除しましょ~う!

用意するもの

・ゴム手袋

・重曹   大さじ2

・ぬるま湯 1L

・ぞうきん

・バケツ

手順

まずカーペットについているゴミをとりましょう。掃除機をかけて、コロコロをかけてもいいのですが私のおすすめは「ゴム手袋」です。

ゴム手袋を手にはめて、カーペットをサワサワとなでます。するとゴム手袋にゴミがくっ付いてきます。髪の毛やホコリなど簡単に取れますよ。

次に重曹水を作って、実際にお掃除をしていきます!

  1. バケツに重曹とぬるま湯を入れます。(※以前もお伝えしたかもしれませんが、この時にぬるま湯はくれぐれも65℃以上にはならないように注意をしましょうね。65℃以上になると化学反応を起こし「強アルカリ性」になってしまいます)
  2. ぞうきんを浸しよく絞ります。
  3. カーペット全体を拭きあげます。
  4. 15分ほど自然乾燥させる。

すると、ぞうきんがすぐに真っ黒になりますよ(これだけカーペットは汚れていたのですね)。

いざ掃除をしてみると本当にビックリしますよね!こういう時は綺麗にして良かったって思います。

簡単にきれいなカーペットをキープ

今回は、重曹水で拭きあげる方法でお掃除しましたが、重曹水をスプレー容器に入れて、寝る前にカーペットにシュッシュッと吹きかけておく方法もあります。

一度きれいにしたカーペットなら、スプレーだけでもきれいになりますし、重曹には消臭効果もあり、翌朝にはお部屋の匂いがスッキリとしています。

まとめ

サラサラ、フワフワのとても気持ちの良いカーペット。夏場は素足で過ごすことも多く、余計にカーペットが汚れやすくなります。

快適に過ごすためにも、カーペットのお掃除は定期的に実施していくのが良いですよ。


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