お花がある暮らしって憧れますよね。
室内では観葉植物など、葉物の栽培が多く選ばれます。
ただ、室内の栽培に向いているお花もあります。
ガーベラは室内で赤、ピンク、黄色など鮮やかな色の花を咲かせてくれるという魅力のある植物です。
花を咲かせるには陽のあたる場所に置く必要があります。しかし、ガーベラは真夏の直射日光に弱いので、夏は直射日光から避難できる点で室内栽培に向いた草花といえるかもしれません。
鉢植えで管理すると、切り花より長く花の開花が楽しめますから、部屋のインテリアに是非取り入れていただきたいです。
ガーベラの株が元気だと、次々に花を咲かせます。これがたまらなく嬉しいのです。
自分の育て方がガーベラに合っているかどうかがとても分かりやすいです^^
水やり、肥料、日当たりの管理を成功させて、自分なりの育て方が確立できれば、もう一人前のガーデナーです。
目次
私がガーベラを育てた経験
以前、マンションの1階に住んでいた時、ベランダの外側が庭になっていました。そこでガーベラを育てたことがあります^^
庭は南西向きで、庭の端に高さ1㎡50㎝ほどの高い壁(マンション敷地の境界と、目隠しのためだと思います)があったので、陽が当たる場所と時間帯が限られていました。
ただ、実は、何度かガーベラを枯らしたことがあります。育て方を間違っていたんですね。。。
それでも、何とかガーベラの咲く庭にしたいと思い、いろいろな管理方法を試してみて、我が家の庭でガーベラがよく育つ条件を見つけました。
繰り返しになりますが、うちの庭は直射日光が当たる場所が限られていましたので、室内でのガーベラの育て方の条件に近いと考え、私の経験を踏まえてご紹介したいと思います!
ガーベラの室内での育て方
ガーベラは基本的にはお日様の光が大好きです。(苦手なのは真夏の直射日光です。)
室内で育てる場合、夏以外は、日光がよく当たる所を選んでガーベラの鉢を置きましょう。
ガーベラの綺麗な花が咲くのは春と秋です。
真夏は休憩するので葉だけになり、葉が弱ってきたと感じたら直射日光の当たらない場所に移動してみましょう。
ガーベラを植える時期
ガーベラを植えるのは花が咲く前の4月頃がお勧めです。
ガーベラ1株を直径20㎝~25㎝の鉢に植えます。
この時、土は市販の草花用培養土を使うのが簡単ですが、自分で土を用意する場合は赤玉土(排水・通気性)と腐葉土(保湿性)を混ぜて使います。
赤玉の割合が多い方が排水性が上がり、ガーベラに適しています。
化成肥料(マグァンプK中粒など)を加えてから植えつけます。
ガーベラは水はけのよい土(排水性が良いということ。水やりをすると土の上に水が溜まらず土をよく通る状態。)を好みます。
見た目で土の表面がパリっと乾いている様だったら、たっくさんの水やりをする様にします。※これがガーベラの育て方なのです。
ここでは、鉢から「じわー」と、水が出てくるまで水をやりますが、花や葉には水がかからないように注意をしましょう。
ガーベラの花が咲いているときは、1週間に1回、水の代わりに鉢植え用の濃度にした液体肥料を根元に与えてあげましょう。
開花時期を終えたら・・・
真夏は開花時期より頻度を落として、冬はよほど土が乾燥していたら水をあげる程度で十分です。
ガーベラの花が枯れたら、根元からとって次の花が咲く準備をしてあげてください。ガーベラは多年草です。
冬に花や葉が枯れて、まるで何もなくなってしまったように見えたとしても、土の中で生きています。枯れたと勘違いしないように気を付けてくださいね。※育て方が分からない方だと誤解をしてしまいますので本当に要注意!
室内でしたら、寒すぎて枯れることはないでしょう。春になるとまた葉が出てきて、花が咲く準備をします。
この時、根っこが鉢いっぱいに増えているなど鉢が小さくなっていたら、株分けをしてください。
ガーベラの株をいくつかに分けて別々の鉢に植えてあげましょう。
ガーベラを育てる場合の注意点
ガーベラを育てる場合、陽のあたり方と水やりが重要です。
陽当たりが悪いと花が咲きませんし、真夏の暑い時に直射日光に当たりすぎると葉が日焼けして枯れたような色になります。
開花時期と真夏の休憩時期とで、ガーベラの様子を見て置く場所を工夫してみてください。
環境がガーベラに適していれば、株は活き活きとして見えるはずです。
また、ガーベラは土がいつも湿っていると根腐れして弱ってしまいます。
株の勢いがないと感じたら、水やりを我慢して土をしっかり乾燥させてみましょう。
開花時期は液体肥料をやるのを忘れないようにしましょう。※花が咲くときは、沢山の栄養分を必要とします。
液体肥料はすぐに効果が現れるので、開花時期の栄養補給に適しています。
ガーベラを育てる事はこんなにも素晴らしい!
ガーベラの花を近くで見たことがありますか?
丸く広がった色鮮やかな花びらとその内側にびっしり詰まった小さな花びらの色の濃淡。
一厘あるだけで空間を華やかにしてくれる存在感が、ガーベラの特徴ではないでしょうか。
色と形がはっきりしている花なので、写真写りがとてもいい花だと思います。
お友達にガーベラの写真を送ったら、きっと喜ばれます。
室内でよく育てられる植物としては、観葉植物が選ばれることが多いですが、ガーベラを選んだらお部屋を花で彩ることができます。
そして最近のガーベラは品種改良されて茎が太く強くなり、花瓶に生けても長く楽しめる花になりました。
一輪だけでも、ほかの花と一緒に生けてもガーベラの華やかさが楽しめるでしょう。
ガーベラの花束をプレゼントできたら、素敵ですね。
まとめ
あなたは植物を育てた経験はどの位ありますか?次は、是非ガーベラを育ててほしいです。
はっきりとした色合い、丸く元気に咲くガーベラを見ると、ガーデニングが成功したという気持ちを実感できるに違いありません。
室内に植物があると、インテリアや癒しの効果が得られます。
また、ガーベラはブライダルでも人気がある花で、花嫁のブーケはもちろん、髪飾りに使われることもあります。
ガーベラの花言葉というのは『希望』であったり、『前に進む』なので、まさに元気をくれる花なのです^^