レタスって室内でも栽培できるの知ってますか?
ただ、家庭菜園とかベランダ栽培は土で汚れるし、虫とか来ちゃうのは嫌ですよね。
でもご安心ください。室内でもできる水耕栽培なら汚れも虫も心配ありません。
しかも窓際やキッチンのちょっとしたスペースで出来るんです。
毎日育っていくグリーンがキッチンやリビングにあると本当に癒されますし、お子様のいるご家庭なら栽培記録をつけて自由研究の題材にもぴったりです。
しかもたくさん採れたら、おすそわけも出来ますので、ご近所や職場の方との話題作りや交流にも役立ちますよ^ ^
私は現在、ユーイング社のグリーンファームという水耕栽培器を使った方法と、手間のかからないペットボトルでの栽培方法との両方でレタスの室内栽培を行っています。
両方の栽培方法で感じたメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。
目次
室内でレタス栽培をした経験
私は室内でレタス栽培をしてみよう、と思ったものの、ものぐさな性格の為、なるべく簡単な方法を探していました。
そんな時、ネットで見つけたのがユーイング社のグリーンファームという機械でした。
これ、凄いんですよ!
オシャレなうえに栄養入りの水と種をスポンジにセットしたらほぼ放置でレタスをはじめとした野菜が育つんですよ!
まずはグリーンファームでレタス栽培を実践
実際使用してみたら約一か月でレタスが収穫できました。
本当にできすぎ君みたいです^ ^
専用の種もあるのですが(高い)、ダイソーの2袋100円の種で十分育ちました。
でもですね、ダイソーの種、とてもたくさん入っているうえに使用期限が短いんです…。
使用期限が過ぎると種の発芽率が下がってしまいます。
でも、グリーンファームではいっぺんに育てられるのは10株程度です。
27株分種を蒔くスペースはあるものの、大きくさせるためには間引きをして最終的には10株程度にしないとスペースが足りなくなってしまうのです。
残った種も発芽させる方法を考え始めていました。
ペットボトル栽培にも挑戦
困った私は残りの種をペットボトルで栽培することにしました。
結論から言えばペットボトルでも大丈夫、ちゃんと育ちました。
ですが収穫に3か月くらいかかりました…。
また、レタスなどの葉物は外側の葉っぱから収穫して、内側の若い葉っぱを残す「かきとり収穫」をすれば、内側の葉っぱが再生して何回でも収穫できます。
でも、ペットボトル栽培のほうは再生力が弱く時間がかかりました。
電力代がかからないペットボトル栽培ですが、収穫に時間がかかるので、のんびり育てるのが大事ということがわかりました。
室内のレタス栽培の手順
では、実際にレタスを栽培するにはどうしたらいいか手順を書いていきます。
グリーンファーム栽培の場合
グリーンファームの使用方法を簡単に説明すると、スポンジに種をまいてタイマーと栄養入りの水をセットするだけで終了です。
楽すぎてびっくりします。
タイマーで毎日LEDを16時間照射、1時間ごとに5分間エアーポンプが作動して根っこに酸素を送ります。
この酸素供給によってしっかりした根っこに育ったレタスの成長力と再生力は素晴らしいです。
本体代と電気代は月350円ほどかかりますが、ペットボトル栽培の3倍近くの速さでの収穫と再生力を考えると悪くないと思います。
ペットボトル栽培の場合
時間がかかってもお金をかけたくない、そんなあなたにはペットボトルでのレタス栽培がおすすめです。
1.5cm×1.5cm×1.5cmのスポンジに十字の切れ込みを入れます。(水耕栽培用に市販されているものを私は使っていますが、台所用の柔らかいスポンジをカットして自作できます)
スポンジに水をふくませて、十字切れ込みの面にレタスの種を2つ乗せます。
その上に、土がわりにトイレットペーパーを1枚(ダブルのペーパーならはがして1枚にします)乗せます。
それらを1cmほどの高さの水を張ったトレイに入れます。
その際トイレットペーパーに水をかけて湿らせてください。
3~7日でトイレットペーパーを破って芽吹いてきます。
5センチほどに育ったら移植します。
移植用の500mlペットボトルを作成します。
ペットボトルを4分の1ほどの高さでカットし、飲み口側を上下逆さまにセットします。
ペットボトルにはアルミシートやアルミホイルで巻いて遮光します。
日光が当たると藻(アオコ)が発生して見た目にもレタスにもよくありません。
ペットボトルには、水耕栽培用の「液体肥料」を薄めたもの用意して、それをセットする様にします。(この時使用するのはハイポニカという珍しい名前の液体肥料が個人的にはおすすめです。)
飲み口側を上下逆さまにした状態で、飲み口の所にスポンジをセットし、根っこが液体肥料を薄めた溶液に浸るようにたらします。
これで完成です。
日当たりの良い場所に置いておくとすくすく成長します。
レタス栽培の注意点
レタスを栽培するにあたっての注意点ですが、グリーンファームではほぼ放置で大丈夫ですが、水切れにはご注意ください。
グリーンファームでは3週間を過ぎると一気に成長が加速して急に水切れが起きたりします。
ペットボトル栽培での注意点も、やはり水切れです。
成長期のレタスは一気に水を吸収しますので、グリーンファームほどではありませんが葉っぱがある程度大きくなってきたらご注意ください。
また、夏場や窓辺に置いておくと、ペットボトル内の水温が上がりすぎて根っこが煮えてダメになってしまうことがあります。
これを防ぐにはアルミホイルやアルミシートを使用した遮光をさぼらずにやること、水の量が少なすぎないかのチェックを細かくすることが大切です。
夏場は500mlペットボトルではなく2Lペットボトルにするのもおすすめです。
室内でレタス栽培をするメリット
室内でレタス栽培を行うと、とにかく毎日目に入るグリーンで癒されるようになります。
そもそも私自身が水耕栽培をはじめたきっかけが、仕事に疲れて癒しを求めたからでした(笑)。
アクアリウムでもやろうかと思ったのですが、管理が大変そうだし飽きても捨てるわけにいかないし、と考えていたところ、水耕栽培に行きつきました。
今では毎日レタスを眺めて楽しく過ごしています。虫もつかない、手も汚れない、レタスが欲しいときにはさみでちょこっと切ってすぐに使えて最高です。
屋内で育てたレタスはもちろん無農薬ですからその辺も安心です。
たくさん採れたレタスを職場の人や友人にペットボトルごと分けているのですが、とても喜ばれます。
もらった人はみんな育てながら食べているそうなのですが、緑が綺麗で癒されているそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レタスはスポンジ発芽、ペットボトル栽培で十分育ちます。
ですが、収穫には2,3か月かかります。
メリットはお金がかからないこと、デメリットは時間がかかることです。
グリーファームなどの水耕栽培装置は1か月で収穫可能です。
ですが本体代(私はヤフオクで購入したので16,000円程度でしたが、通常20,000円くらいするようです)、電気代(1ヶ月/350円程度)かかります。
メリットはとにかくよく育つし楽ちんですし、見た目がかっこいいことです。
デメリットはお金がかかることですね。
室内のレタス栽培は本当に簡単でいいことづくめです。
皆さんの生活スタイルに合わせた栽培の方法をチョイスする様にしてくださいね。