皆さん、階段の隅ってどのように掃除されていますか?
毎日何気なく登っていても気づかないのですが、ふとした拍子に、まじまじと階段の隅を見ると、ほこりや紙片などが意外とたまっていて、びっくりすることがありますよね。
かといって、お部屋の掃除と同じように掃除機を使ってごみを吸おうとしても、本体を持ち上げなければいけなかったり、階段の隅というのはスペースが狭いために掃除機の面が上手に乗せられず、ごみが上手に吸い取れなかったり・・・。
だからといって、ほうきとちりとりでごみを取って、そのあと雑巾がけという小回りのきくやり方だと手間ばかりかかってしまいますよね。
今回は、そんなお悩みをもつ皆さんに、お手軽な階段の隅の掃除方法をお教えします。
目次
階段の隅を掃除し始めたのは子供の頃
私の家にも、もちろん階段があります。
幼いころ、我が家では階段掃除は子供の仕事でしたので、週に一度は階段掃除をしていました。
子供の頃でしたので、いろいろな掃除方法を試しました。
冒頭にも書きましたが、掃除機を使った方法は、その中でもすぐに「これは向いてないなぁ」と判断をして、やらなくなった方法です。
子供の力で掃除機を一段一段移動させるのは結構大変だったことを今でも覚えています。
そんな当時一番行っていた方法は、ちいさいサイズのほうきとちりとりを使って一段一段ごみを取り、そのあとに雑巾がけをするという方法でした。
この方法ですと、階段の隅まで綺麗にごみを取ることができます。
しかし、もう少し大きくなってから、もっと簡単できれいに掃除できる方法を見つけ出したのです。
階段の隅を効果的に掃除できる?方法の発見!
今、筆者が階段掃除の際に使用しているものはただ一つ、「使い古しのストッキング」です。ストッキングがない場合には、穴の開いた靴下やタイツでも構いません。
この方法にたどり着いたきっかけは、夏休みのある日、衣類の整理をしてから掃除をしようとしていたことでした。
部屋の掃除をする際に階段掃除もついでにするため、雑巾がけをした後の階段を裸足で登るのが嫌で、汚れてもいい靴下をはいて衣服の整理を始めました。
整理が終わり、掃除に入ろうと用具を取りに階段を上っていた時、靴下の裏にほこりがたくさんついているのをみて、「これは使える」と思いました。
その後、いろいろと試すうちにストッキングが一番静電気でごみを吸着しやすい上、靴下やタイツよりもダメになる頻度が高いという理由から、今ではストッキングを一番使っています。
階段の隅を掃除する具体的手順
さて、前置きが長くなりましたが、いよいよここから、筆者が行っている階段の隅の掃除方法をご説明いたします。
まず、準備するものは以下の2つです。
1.使い古しのストッキング(靴下・タイツでも可)
※1本だけでなく、何本かあるとよりやりやすいです。
2.ビニール袋(スーパーやコンビニでもらえる、小さめのもの)
次に、掃除の手順をご説明いたします。
1.使い古したストッキング(靴下・タイツでも可)を用意する
2.用意したストッキング(靴下・タイツ)を手にしっかりとはめる※気合いも入れましょう
3.ストッキング(靴下・タイツ)をはめた手で、階段の隅のほうからごみを掻き出す
※その際、指を階段の隅のさらに角の部分にしっかりつけて、奥の狭いところからも細かいほこりなどを掻き出すようにします。
4.奥のほうのごみを掻き出したら、掻き出したごみを逃さないように、手のひら全体を使ってごみを救い出すようにして吸着させる。
5.吸着したごみを、ビニール袋の中に入れる。
6.もう一度隅のほうから、今度は階段の掃除している段全体をからぶきするという意識で、手のひらを使って拭いていく。
7.奥から手前に向けて、横方向にスライドさせながら拭き終えたら、ビニール袋を段の手前に持ってきて、その中に集めてきたごみを落とす。
8.一段拭き終えたら、次の段に移って1~7を繰り返す。
以上が、掃除の手順となります。長々と書きましたが、簡単に言えば「ストッキング(靴下・タイツ)を付けた手で隅から隅まで拭く」・・・です。
階段の隅を掃除する時の注意点
とてもシンプルで簡単な掃除方法ですが、きれいにかつ効率よく掃除を進めるために、いくつかの注意点があります。
1.掃除をする順番は、上から下へと進めていきましょう
非常に基本的な事なのですが、階段(隅っこも)を掃除する場合には、上の段から始めて、下の段へと順番に下りながら徐々に進めていく事が大切になります。
もしも、逆の順番で下の段から上の段で行ってしまうと、(恐ろしい事に)せっかくきれいに掃除した段に、上の段のごみを集める際にごみが落ちてきてしまいかねません。
せっかくきれいにしたのに・・・とがっかりしてしまいますので、かならず上から下の順で行ってください。
2.ほこりに弱い人はマスクを着用してください
階段の掃除をしていると、結構こまかい砂粒のようなごみもたくさんあります。
比較的近距離でごみを集める作業となりますので、ほこりに弱い方はマスクを着けて作業に当たることをお勧めします。
まとめ
以上、筆者が一番楽で、かつ、ごみの再利用にもなると思っている掃除方法をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
階段掃除はいざやろうと思っても、億劫に思ってしまいがちな場所ではないかと思います。
ですので、大した道具を使うわけでもなく、むしろストッキングや靴下などを捨てようと思ったタイミングで、「ついで」の感覚でさっと片づけてしまえるというところも、今回お伝えした方法のメリットと言えると思います。ぜひ、お試しください。