今回はキッチンのDIYを成功させる方法についてお話したいと思います!
今はDIYで色々なものを作ったりリフォームしてしまう方が多いですが、実際に作るもののレベル感ってピンキリですよね。
ものすごいハイレベルなものが、雑誌やネット等で紹介されていたり、逆にすごく簡単にできるものも紹介されていたりします。
「こんなの自分で作ったの?もはや大工さんでは?。」と思うものも結構あります。
この記事の中では、どちらかというと初心者レベルから、もう一歩レベルを高めたい。位の方を対象にしています。
そういう意味では、キッチンなどはDIYの入門やレベルアップの対象としても良いのではないかと思います。
リフォームの対象としてニーズが高いですし、キッチンには色々な機能があるので、自分ができる所から実践できると思いますよ。
キッチンに必要な道具なども揃えやすいので、色々な素材にこだわりながらも、自分のペースで作業ができると思います。
目次
事前準備が何よりも大切!
これからお伝えする事を知っていただければ、分かっていただけるかと思いますが、DIYを成功させるために重要なのは、実際の作業よりも事前の準備なんです。
これは、私自身がDIYを長年経験して言える事です。
というのも、キッチンの形などは結局の所、それぞれ全然異なります。なので、他の人が実践した方法をそのまま真似したらかといって上手くいく訳ではありません。
ですから結局は、自分のキッチンに合ったDIYになります。なので、事前に慎重な準備をしなければ失敗の原因になってしまいます。
どの様にリフォームしたいのかをしっかりとイメージしながら、少しずつでも良いので準備をしましょう。
私の場合も、かならず紙に書いて設計イメージをしっかりとふくらませたりします。そうする事で、実際に作ったり作業したりする時の事も具体的に想像する事ができるのです。
実際の作業は、しっかりと事前準備をしておけば、わりとスムーズに進むものです。
しかも、準備がしっかりとしていれば、長い期間をかけて少しずつDIYを行う事ができるのです。
あまりにも短期間で行うと、行き当たりばったりの結果になってしまい、最初の想定と大分変ります。(それはそれで勢いがあって良いと思う事もありますが^^;)
※若い時の勉強なども、事前の計画はかなり大切ではありませんか?テストなどの準備を前々からしている時はかなり成績の方も良い結果に繋がるのではないでしょうか。
今回は、DIYを行うための道具の使い方や、実際の作業ではなく、私が重要と考える準備の部分を中心にご紹介をしていきたいと思いますので、ぜひご参考になさってください!
まずは簡単にでも良いので設計を
まず一つ目のリフォームポイントは設計です!
これは、どのDIYにおいても重要なものですが全体のイメージができていないと、行き当たりばったりのリフォームになり、あとから、「ああすればよかった・・・」とか、「こういう方がいい・・・」といった後悔が生まれてしまいがちです。
既にこの様な経験をされているケースも多いと思います。
ですから、まずイメージをきちんともって設計・プラン決めが重要です。
例えば、
・壁はキッチンパネルを貼るのか、それともステンレスで統一するのか、あるいは壁紙の汚れにくい素材のものにするのか。
・シンクはどれくらいの大きさか。
・蛇口はどういう形のものか。
まずはイメージからで良いので、しっかりと考えておきましょう。
そして、イメージしたものはしっかりとメモを取っておき、アイデアがたまってきたら、それぞれを組み合わせて設計・プランを立てていきましょう。
こういった事は非常に大切です。
それに合わせて他に使用する小物(取っ手など)なども揃えていくからです。
この時点で最終的な完成形をちゃんとイメージできる様にしておきましょうね。準備しすぎかもと思うくらいに準備して下さい。
材料選びがキッチンを決めていく?
2つ目のポイントは材料の選び方です。
材料といっても建材から蛇口・水回りの品物、食器棚など様々なものが必要になります。
これは設計から引き続き言えることですが、きちんとしたイメージをもって買いそろえる必要があります。
そうでないと思いつきや行き当たりばったりで買っていくと無駄なもの、使えないものが出てきて費用がかさんでしまします。
せっかくのDIYが楽しいものではなくなってしまうことさえあります。
元々は休みの日を満喫したくは始めたのによ~T_Tとなります。(笑)
ですが、まずは、自分がイメージするキッチンを思い描いて、そのために必要な材料は事前にある程度決めておきましょう。
その場で材料を決めると、逆に材料があなたのキッチンを決める事になってしまいます。
ホームセンターおよびインターネットで材料を仕入れることが多いと思いますが、買うものをリストアップして、必要なら店員さんに確認しながら確実に購入していくことをお勧めします。
大抵のお店には、すごい詳しい人がいますから、「この人詳しそうだな~。」という方を見つけて色々と聞いてみましょう。
安く手に入れるには大きな建材屋さんでのあまった端材を分けてもらうのも一つの手だと思います。
ホームセンターにいるめちゃめちゃ詳しい人
店舗によっても違うんですが、めちゃめちゃ詳しい人がいるものです。
※ちなみにおじさんに多いです。
話し出すと止まらなくなるくらいに、色々と教えてくれます。
ただ少し注意が必要なのは、詳しい人は自分が気に入ってるものをどんどんオススメします。
でも、何度も言っている様に自分のキッチンに合ったものを選択する必要があるので、そこはぶれない様にしましょう。
オススメされたから良いな~と思っても、それが自分の求めるものかどうかを冷静に判断する事が大切です。
計画的に作業を進めていくために
3つ目のポイントは工程・日程の管理です。
キッチンは毎日使うものですよね。特に食材を扱う場所ですし、毎日何かしら足を踏み入れる場所です。
ですから長期間使えないのでは生活に支障が出てしまいます。
※家族からのクレームの原因となったら元も子もありません。
さらには時間がかかればかかるほど手間も増えますしDIYの楽しさも半減してしまうでしょう。
工程・日程をしっかり管理して効率よく作業しましょうね。
まずどれくらいの期間で仕上げたいか考えそのための工程を4分割ほどにして考えます。
それぞれの工程をざっくりと計画してみると、
・第一工程として既設のものを撤去する期間。なるべく余裕を持って計画するのが良いです。
・第二工程は新たに作るものの下準備をする期間(結構大事な所です)。これは材料を整えたりすぐに取り付けることができるよう準備しておくことです。
・第三工程は実際の取り付けの期間。ここも少し余裕を持って計画しましょう。実作業は何が起こるか分かりません。
・第四工程は(最後に)清掃の期間。
そして、これらの作業をどの様なタイミングで行うのか(例えば週に1回なのか、月に2回なのか?など)を事前に計画しましょう。
もし、想定外の事が起きたらどうするか?という事も事前に計画に盛り込んでおきましょう。
こういった工程をしっかり管理するならスムーズなDIYができるでしょう。
費用も「シビアに」しっかりと見極めていかないとダメ!
4つ目のリフォームを行う際に気を付けるべきポイントは費用になります(気にするかどうかにもよるのかな)。
DIYは自分でやるから安く仕上がる!と思っている人が多いと思います。
実際に業者にお願いすると人件費がかかるのでその分自分で作業すれば安くなるのは当然です。
しかし、他にも考慮しなければならない点はいくつかあります。
まず出来栄えです。プロが作業するから簡単そうに見えるものも素人だとどうでしょうか。
当然ですが、きれいに仕上げるのは難しいものです(そんな簡単にできたらプロの仕事がなくなってしまいますね…)。失敗して材料をいくつか買いなおすと費用は当然かさみます。
作業日数も考えなければなりません。日数がかかればそれだけ必要経費がかさんできます。
当初は材料費だけで良かったのに、なんと保管までするための材料も必要になってきます。なので、先の事までしっかりと考えて費用をきちんと計算する必要があります。
慣れてくると大体計算する事ができる様になるのですが、相場などが分からない内はちゃんと調査をしておく事が大切になります。
やっぱり楽しむのが一番大切!
最後に5つ目のキッチンリフォームポイントはDIYの醍醐味である楽しく作業するということです。
キッチンということで毎日使用する場所は使いやすいものにしたいはずです。
きれいに仕上げ、いいものにしたい!という思いが強くなりすぎて逆に作業が切迫しストレスになってしまう場合があります。
これはせっかくの楽しいDIYが苦痛になってしまう残念なパターンです。
なるべく理想のもの、完璧なものに仕上げたいのですが、あまりにこだわりすぎると仕事の様になってつまらなく感じてしまいます。しっかりと楽しむという事は忘れない様にしましょう。
さらに数人で作業することも多いと思いますが、誰かが失敗してしまったときにその場所がよく目立つところだと気まずいことになることもあります。
もし自分のうちをリフォームする場合に誰かに手伝ってもらうなら、そういう責任重大と思える場所は自分でするのが無難でしょう。あとでトラブルになるのは残念です。
みんなで楽しく作業して出来上がったキッチンで料理をする!といういいイメージをもって作業をすれば、いい雰囲気でDIYを楽しむことができるでしょう!
まとめ
キッチンをDIYでリフォームする際のポイントについて紹介をしてきました。
個人的にはやはり、最後にお伝えした「楽しむ」という部分が一番大切かなと思っています^^
やっぱり楽しいからDIYを続ける事もできるんだと思うんで。この世界って入り込むと本当にめちゃめちゃ楽しくなってくるんですよね。浸ってしまうというか。
今回お伝えした事などを参考にして、少しずつレベルを高めれば良いので、ぜひぜひ実践してみてほしいです。