激しい運動を行うときに使用するスポーツシューズは、何かと傷んでしまうものですよね。
とりわけ靴底に貼り付けてある滑り止め用のラバーは運動中に大きな力が加わるために、剥がれてしまうことがあります。
しかしこのパーツのみが故障したために、スポーツシューズを買い替えるのはもったいないと感じませんか?
でも、このような状況であるなら修理は可能です。
しかも特別な道具は必要なく、比較的簡単に作業を行うことができるんですよ。
自分で靴の修理ができたら良いなって思いますよね^^
ではどのようにして、自分で靴の修理を行えるのか、ここでご説明したいと思います。
またスポーツシューズの種類によっては弱い部分を補強することも可能であるために、激しい運動を趣味としている人には、自分で靴を修理するというのは、特にお勧めできる作業です。
自分で靴の修理をしたきっかけ
以前、自分は靴底のラバーが剥がれてしまうごとにスポーツシューズを買い替えていたので、靴にかなりのお金をかけていました。
そんなあるとき、購入したばかりのスポーツシューズの靴底のラバーが剥がれてしまったのです。そしてこの靴を捨てるのはもったいないと感じたのが、自分で靴の修理を始めたきっかけでした。
以前に仕事の関係で東南アジアに住んでいたとき、街のあちこちに靴の修理屋さんがいたのを思い出しました。
彼らは日本でも販売されているようなゴム用のボンドを用いて、自分で靴底のラバーを貼り付けていました。
もしかすると、このようなボンドを使用すれば、自分で簡単に靴の修理ができるのではないかと感じ、ボンドを購入して靴底にラバーを貼り付けてみようと決意したのです。
自分で靴の修理をする方法、コツなど
まず、ゴム用のボンドで靴底にラバーを貼り付けるという単純な作業がベースとなります。
しかし貼り付けには注意が必要です。まずこの種のボンドの場合は、靴底、そして靴のラバーの両面に薄く塗る事が大事です。
そしてそれが渇くまで10分ほど待ちます。その後、靴底にラバーをしっかりと貼り付けるのです。ボンドはかなり強力ですので、一度貼り付けるとなかなか剥がれません。
そのためラバーが靴底からずれてしまうことがないよう、慎重に貼り付けます。
ちなみに自分が使用したボンドは100円ショップで購入したものです。
この商品でもラバーはしっかりと貼り付きます。こんな値段で、自分で靴の修理ができるなんて良い時代になりました。
それでもしばらくすると・・・
しかし当然のことながら、しばらくすると再びラバーは剥がれてしまいます。
自分の場合、毎週一回激しい運動を行う時に、このスポーツシューズを履いていますが、修理後半年ほど経つとラバーが少しずつ剥がれてきました。
しかしこの状況を自分で何とかしようと思い、一工夫加えることにしたのです。
それはプラスチック製の小さな細い棒を使用するという方法です。これでさらに頑丈に靴の修理ができると実感しています。
対象となる靴は限られるとは思いますが、それを紹介します。
現在、自分が使用しているのは某有名ブランドが提供しているバスケットシューズです。そのため靴底は比較的厚くできています。
また、このスポーツシューズの滑り止め用ラバーは靴の裏からサイドを包み込むようなデザインであるために、両サイドからプラスチックの棒を刺し、ラバーを靴底に固定してみました。
それで、かなり頑丈な靴の修理になったと思います。
恐らくランニングシューズ以外のスポーツシューズの多くは、滑り止め用のラバーがサイドにかかっているタイプのものが主です。
そのためしっかりと固定し、ラバーの剥がれを防ぐことができます。
この時、絶対に靴の中に棒が入らない様にする事が大切です。自分の足を安全に保つのが1番大切なので。
靴の修理をする時の注意点
先ほども少し触れましたが、滑り止めのラバーを貼り付けるときは靴底からずれないよう、きれいに貼り付ける必要があります。
それに、ずれたまま貼り付けてしまうと見栄えが良くありませんし、ラバーが運動中に地面に引っかかってしまい、すぐに剥がれてしまうこともあります。
また、例えプラスチックだったとしても、もしも棒を差し込む時は、絶対に靴の中には入らない様に気を付けています。
※出来れば1度小さな穴を開けたあとで、先が全く尖っていない棒を差し込む様にするのが良いと思います。
また、棒は目立たない場所に差し込む必要があります。
自分のスポーツシューズのカラーはホワイトです。そして左右に3本ずつ棒を差し込んでいますが、ほとんど目立ちません。
自分で靴を修理できるとこんな良い事があるよ!
まず当然のことですが、自分で靴を修理して使用すると新しいものを購入する必要がないために、コストの削減につながります。
またスポーツシューズの場合は履き慣れたもののほうが動きやすく、なおかつ、けがを予防することもできると思います。
こうした点は、自分で靴を修理して履くことの大きなメリットであると言えます。
また、長年同じ靴を履くことで愛着がわき、大切にしようという思いが強くなります。
かしこまった場で履くような靴の場合、修理した箇所が見えてしまうとかっこ悪く感じられることがあるかもしれません。
しかし、スポーツシューズの場合は動きやすさがメインとなるために、見栄えは革靴などに比べるとそれほど重要視されません。
そのため、靴を修理して使い続けることには、大きな意味があると思います。
まとめ
ゴム専用のボンドや、プラスチックの小さな棒などは比較的安価で購入することができます。
そのためスポーツシューズの滑り止めラバーを修理するためのコストは非常に小さなものです。
また、自分で靴の修理を行う事ができれば、履き慣れた靴を使用し続けることができるために、このような作業には多くのメリットが伴うのです。
もちろん手の込んだ修理は素人には不可能です。
それでも、これまでお伝えした様にに、自分で靴(特にスポーツシューズ)の修理は非常に簡単ですので、トライしてみることをお勧めします。