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私がアジの塩焼きをフライパンで作ってみようと思ったのは、魚焼きグリルが壊れてしまったのが始まりでした。

様々な代替法を思いつくままに試しては失敗し、それでも新しいものをまた購入するのはもったいないのではないかと、試行錯誤を繰り返していました。

でも、その当時、偶然見つけた便利なアイテムのおかげで、フライパンでアジの塩焼きを作ることに成功したのです!

また、フライパンを使った調理には、他にも利点がいくつもある事に気が付いたのでした。

健康面や時短の観点から、もっともっと多くの人に広く知っていただきたいのと、ぜひ取り入れていただけたらと思っています。

アジの塩焼きをフライパンで作ってしまおう!

冒頭てもお伝えしましたが、アジの塩焼きをフライパンで作ったきっかけは、購入してからまだ時間経っていないコンロの魚焼きグリルが壊れてしまったからでした(あれは本当にショックでした)。

コンロの部分は新品同様でしたので、買い替えにはいささか勿体ないと思ったのでした。

そこで、フライパンで塩焼きを作ってみてはどうかと試行錯誤してみました。

チャーハンを作る要領で、フライパンを煙が出るまで熱く熱したら身はくっつかず、きれいに焼き上げることができるのではないかと思い実践してみましたが、あえなく失敗です。見事にアジの原型はどこへ行ったのでしょうと言う程でした。

次に普通のアルミホイルを敷いた上で焼いてみたのですが、結果は同じでした。

さらに、アルミホイルにサラダ油を塗った上で焼いてみましたが、効果は得られずでした。

やはりコンロを買い替えるほかは術がないかと思い悩んでいた時でした。

店頭でアルミホイルの表面にシリコン加工を施した「くっつかないシート(アルミホイル)」なる物を発見しました。

さっそく焼いてみた所、本当にきれいに焼くことができたのです。

アジの塩焼きをフライパンで作るための準備

実はフライパンでアジの塩焼きを作ると、皮や身がくっついてしまってちょっと厄介だと思っている方が多いと思います。

普段、私がアジの塩焼きをフライパンで作るために欠かせないアイテムとして準備しているのは、先程もお伝えした、「料理がくっつかないアルミホイル」です。

表面にシリコン加工がほどこされ、油を一切使わずに肉でも野菜でもなんでも焼くことができるという、便利なアルミホイルです。

以前、熱く煙が立つほどに熱したフライパンで試してはみたものの、見事にアジの原型は保てませんでした。また、普通のアルミホイルでは、表面にサラダ油やごま油をうっすら塗って焼いたとしても結果は同じです。どうしても皮がくっついてしまって、結局は単にフライパンの上にアジを置いて焼いた時と同じ事になってしまいます。

アジの塩焼きをフライパンで作る方法

まず、少しくたびれかけの古いフライパンを使います。なぜかと言うと、焼いた後の片付けの際にどんなに洗剤を付けてきれいに洗ったとしても、どうしても魚の生臭い臭いは落ちにくいからです。


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また、くっつかないシリコン加工されたアルミホイルを敷いたフライパンは、フライパンが空焚き状態になり、劣化速度が早まってしまいます。お気に入りだったり新しいものだったりすると、悲しくなってしまいます。

そのため、私は古くなって魚臭さが多少残っても惜しくない使い込んだフライパンを使用します。

そこへシリコン加工がほどこされたアルミホイルを敷き、アジを並べます。

初めは温度が上がっていない冷たいままのフライパンでも、するすると剥がれるため、途中菜箸で裏返しても、きれいな姿のままで焼き上げることができます。

アジの塩焼きを作る上での注意点

焼いている際にはふたはしない方が良いと思います。ふたをして蒸し焼き状態にした方が早く焼けるとは思いますが、どうしても水っぽさが残ってしまい風味が損なわれてしまいます。

そこで私は、ふたはせずに、弱火でゆっくりと焼きます。そうすることによりアジの皮はパリパリに、中の身はふっくらと焼き上げることができます。

ちょっと急いで時間のない朝や、どうしても早めに焼き上げたいという方は、敷いたアルミホイルをふんわりと覆うようにして焼いてはいかがでしょうか。

きっちりと覆うより、くれぐれもふんわりとです。水分は蒸発して抜けつつ熱い温度が対流することで、多少の時間短縮は期待できると思います。

そして、お店で購入する際に内蔵の処理がされていないアジを購入して欲しい所ですが、その処理がされていないアジの場合でも面倒臭がらずに内臓の処理はしていただいた方が、余分な水分を出すことがないと思います。

アジの塩焼きの良さとは?

アジは青魚のため、血液サラサラ効果が期待できます。それに、コレステロールの上昇を抑え、中性脂肪の低下を促すとされるDHAが多く含まれています。

また、他の青魚と比べるとカロリーも低く、反面、うまみ成分であるアミノ酸含有量が多いので、おいしく食べることができます。そのため、乳幼児にも食べやすいアジの塩焼きは、家族のどの年齢層の方にも喜ばれる調理法だと私は思います。

しかも比較的安定した価格で購入できることは、アジの塩焼きのメリットではないでしょうか。

さらに、アジの干物と違い塩分を使った加工がされていないために、血圧を気にする方や、すでに高血圧症で減塩食を摂られている方とっては、調理をする際に塩分調整することが可能な調理法であると思います。

そのようなことから、健康に気を付けている方にも大変重宝される調理法だと思います。

まとめ

アジの塩焼きをフライパンで作ることは、グリルで焼き、後片付けをするという手間を考えると、もっともっと多くの方に利用していただきたい調理法です。

健康面にも優れたアジを、もっと頻繁に簡単に摂ることができるという観点からもよいのではないでしょうか。

和食が体には良いことが分かっているのに、朝は時間がないから…とパン食やヨーグルト・牛乳だけでてっとり早く済ませてしまいがちな方など、ぜひより広く知っていただきたいと思います。


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