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お風呂のリフォームの際、浴槽の広さや使いやすさを重視する人は多いと思います。しかし、意外と見逃しがちなのが暖かさです。どうしても第一印象は見た目で決めてしまうことが多いので、暖かさまで細かくこだわる人は少ないのです。

冬に冷たいタイルを踏みたくありませんし、運が悪ければ温度差によるヒートショックで血圧が上がってしまいます。お風呂は体を清潔に保ったり、血行を良くしてくれます。ですがお風呂が寒い事が原因で健康状態を悪化させるケースもあります。

お風呂の暖かさを追求すれば、より快適に、そして健康的に過ごすことができます。導入コストはある程度かかりますが、維持費はそこまで高くないので検討して見ることをお勧めします。

お風呂が寒い!実際にリフォームしてみた!

冬場にお風呂が寒いのが嫌で、リフォームを決断しました。元々、お風呂が古くなってきたのでリフォームを考えていたのですが、来年も寒い思いをするのは嫌だと思い、リフォームする事にしたのです。

パナソニックホーム系列の地元のリフォーム業者に依頼したところ、床暖房、予備暖房、特に床暖房はヒートショック対策として有名です。住宅メーカーの一条工務店の場合は、全部屋床暖房を進めます。

熱は下から上に上がるので部屋の温度を一定にする上で床暖房は大切です。特にお風呂場の場合、裸足で過ごすことになるので寒い日は足から冷えてしまいます。

さらに空調と保温浴槽を合わせれば続けて入らなくてもお風呂が冷めない、部屋全体が冷えないというメリットがあります。実際に工事をした所、それまで寒い!と感じていた時に比べてかなり暖かくなりました。お風呂から出たらブルっとする、あの寒い経験からも解放されました。

お風呂が寒い時のリフォームの仕方

お風呂が寒いと感じる原因ですが主に三つあります。それは床、水、空気です。

この三つへの対策として床暖房保温浴槽空調で対応が可能です。これらについて詳しくご紹介します。

床暖房

個人的に一番優先したいのは床暖房です。

こちら床をまるまる張り替える+暖房の導入になるため、結構導入コストがかかりますが、ランニングコストが安く長期的に見るととてもお得です。

実際に我が家の場合年間400円ほどしか電気代がかかっていません。故障も起こりにくいので、維持費はとても安くすみます。また床暖房を導入すれば、熱気が下から上に上がるので、空調としての効果も期待できます。

そのため、完璧ではありませんが、床暖房だけでもだいぶお風呂が暖かくなります。導入してから個人的に今は寒いと感じる事はありません。

ちなみに、少し工事時間が伸びるのが注意点です。

保温浴槽

次にお勧めしたいのが保温浴槽です。こちらは名前の通り魔法瓶の様に保温してくれる浴槽です。ユニットバスの交換にすることで、コストを少し低く抑えることができます。

一方で。ユニットバスの場合、デザインやオプションが限られるのでオリジナリティーは追求しにくいです。しかし、お風呂の保温機能は夏でも使う場面があるのでお勧めです。


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空調

一番優先順位が低いですが、大切なのが空調です。空調はお風呂を温めるというより床暖房と保温浴槽のサポートです。空気を温めることでより保温効果が上がります。

ただ、お風呂の場合はカビが生えてしまいやすい環境なので、暖房ユニットを選ぶ時は、掃除のしやすさだったり、カビの生えにくい素材を選ぶことをお勧めします。

これら3つをうまく組み合わせることで冬の寒いお風呂から解放されます。

リフォームの注意点

リフォームをする際の注意点ですが、大きく分けて2項目あります。

それは信頼性コストです。ただ、この2つはユーザ視点からすると相反するものでもあります。

極論ですがコストを気にしていないのなら、大手に任せるのが一番安全です。最先端の設備を長期保証でつけてくれます。しかしある程度予算が決まっている場合がほとんどです。

大手に任せると中間コストが掛かるので割高になります。この問題を解決する一番の方法は、大手に加盟している地元にあるリフォームの業者を選ぶことです。

中小の業者でも、大手の系列であれば、保証もしっかりとしている上に、低コストで設計からアフターサービスまで一貫でやってくれます。一方で少しゴリ押しがあります。例えばパナソニックの関連会社の場合、パナソニック製品ばかりを進めてきたり、それ以外のメーカーの製品が極端に少ない場合があります。

また、ショールームがないケースもあるので、施工事例の写真や口コミをしっかりと見たり調べたりしてから依頼するべきです。

リフォームをしてお風呂がどの様に変わったか

リフォームを依頼したことで、以前よりも、だい~ぶ過ごしやすくなりました。

まず、ユニットバスは前回よりも広いものにしました。なので足を延ばすことができます。また保温タイプの浴槽なので続けて入る必要がなくなりました。床暖房も導入したのでお風呂から出た時の冷えもなくなりました。正直これが一番良かったです。

リフォームする前まではお風呂から出るのが苦痛でした。足拭きマットの前にヒーターをおいていました。いまではそれも無くなりました。床暖房の方がヒーターより電気代が安くすみます。長い目で見ると床暖房の方がお得です。暖房もつけたことでシャワーだけの時も温かいです。

あの寒い経験はもうしなくても済みそうです。こんな感じでリフォームしたことで冬のお風呂がかなり快適になりました。

まとめ

冬場のお風呂は正直苦痛でした。とにかく寒いんですよね。。。

体の芯まで温めるのに時間がかかりますし、お風呂から出た瞬間一気に体が冷えます。急激な温度の変化はヒートショックにつながるので健康にもよくありません。

それらの問題を解決してくれたのがお風呂のリフォームでした。床暖房、保温浴槽、空調の3点を付け加えることでかなり暖かくなりました。おかげで冬にお風呂が寒いと感じることはありません。かなり快適な生活を送れるようになりました。お風呂をしっかりとリフォームをしたいなぁ!と考えているのなら、これら3点も考えるべきです。


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