角島大橋への観光というと「車のアクセスが基本」というイメージが強いと思うのですが、電車&バスでのアクセスもかなり良いんですよ。人によっては、車で行ったり、わざわざレンタカーを借りるよりも手間が少なくて良いかもしれません。
今回は、私が実際に行った経験を基に、電車&バスのアクセス方法や、感想などをお伝えしていきたいと思います。
東京などから山口県へ直接移動するとなると、遠くて大変なイメージがあるかもしれません。私の場合、東京からは北九州着の飛行機に乗ると結構便利そうだったので、門司港に泊まって、小倉、門司、角館などを巡りました。これらのエリアへのアクセスは結構単純なので特に迷うこともないと思いますよ。
角島大橋までは列車に乗って優雅に海を眺めて、島巡りをしたり、温泉に入ったり、お茶をしたり、とことん、ぼーと、ゆっくりしたい旅にぴったりだと思います。
海がしけている時は荒々しくなってしまうそうですが、お天気が良い時は日本海のイメージとは異なり、海の色は透き通るエメラルドグリーンで穏やかです。
女一人で角島大橋に行った経験
私が、ペーパードライバーなのですが、ネットで見た角島大橋が気になって、調べたところ電車でもいけそうなので、以前ですが、女1人旅で行って来ました。
東京から安い飛行機の便があったので北九州空港まで行って、宿泊先は福岡県の門司港に泊まりたいホテルがあったので、そちらにしました。
翌朝、門司駅から下関経由で特牛駅まで移動しました。2時間ほどの移動なので、そこまで早起きする必要もありません。
この特牛駅からはバスで移動となるので、そこからメインとなる角島大橋に行きました!橋の写真をしっかりとおさめたいのであれば、島の入口(出口)付近の「西長門リゾート入口」という停留所でおります。
※近くには「海士ヶ瀬公園」というスポットがありますので、そこから写真を撮るのが良いんじゃないかと思います。
私が行った時は、行きも帰りもこのバス停にバスが止まっていたので、島を回って帰りにこの停留所で降りました。個人的には最高のルートです。
※一度、停留所で下りてしまうと、次のバスが来るまでに非常に時間がかかります。。。
そして、西長門リゾートホテルでお茶をして帰って来ました。とても優雅な時間を過ごせました。※ここはバスの運転手さんが教えてくれました。乗客が私だけだったので運転手さんの近くに座って色々お話をしたり、絶景の箇所はゆっくり走ってくれました。優しい運転手さんで、今まで唯一の体験だったのでとても思い出深いです。
特牛駅には特にガイドブックのようなものもなくて、バスの運転手さんがバスの時間と島の地図が載っている紙をくれて役に立ちました。
角島大橋への電車でのアクセスのために、コレを知っておきましょう!
もう少し具体的にアクセスについてご紹介していきます。
私の門司駅から下関経由で特牛駅に行きましたが、この特牛駅まで行くのがまずはポイントです。行きは普通列車で、帰りは観光列車でした。観光列車は予約制でした。私が行った時は一般車両に接続していたので、予約なしで観光列車に乗れてしまいました。
電車はリニューアルしていた様なので、時間を決定できる場合は事前に観光列車の予約の方が安心です。一般車両でもいいですが、観光列車のようにテーブルを広げたり、ゆっくりできないはできないと思います。
普通列車も観光列車も途中の絶景箇所は徐行運転をしてくれたので、写真撮影もブレずにできました。ただし、帰りは夕方だったり、暗くなっている可能性もあるので、なるべく行きに写真を撮っておいた方がいいかもしれません。
行き帰りともに、電車で1時間以上かかったと思うのですが、ずっと海が見えているので、景色に飽きることなく、とにかくずっとカメラのシャッターを押して過ごしました。写真が好きな人にはオススメです。
また、特牛駅に着いたら目の前にトイレとバス停があります。ここで少し待つとバスがきました。同じく、この駅で降りた女性2人と少しお話ししたりしました。こういった出会いも旅行の素敵な所です。
特牛駅にいる猫ちゃんは見た目が怖いのですが、ポストに置物のように乗っかってたり、とてもおとなしくて癒されるので、遊んでいるうちにバスがきました。あまり待ちたくない人はバスの時間を確認して行った方がいいです。帰りも猫ちゃんはいて、電車が来るまでみんなの相手をしていました。非常に接客慣れしている猫ちゃんです。
角島大橋への電車アクセスで注意したい事
電車の乗り換えなどは難しくないと思うので、問題ないかと思います。
ただ、特牛からのバスには注意が必要です。私が行った時は、1時間に1本かそれ以下だったので、バスの到着時間に合わせて電車に乗った方がいいです。角島路線バスで検索すると地図と時刻表が出て来ます。
トイレはバス停の横にあったので問題なさそうです。ただ、私が行った時はコンビニはありませんでした。
電車アクセスでしか楽しめない事がある!
電車でしか楽しめないのは何と言っても車窓から見える海景色だと思います。
電車内からは外から電車の通過風景を撮影する人も見かけました。できればスマホではないちゃんとしたカメラで撮りたい絶景です。迷惑にならないなら自撮り棒とか使ってもいいのかもしれません。
予約しないで乗る一般の電車だと、ご飯を食べるような座席ではないと思います。観光列車に乗るとお弁当を広げて景色を楽しみながら移動できてオススメです。料金も良心的なのでオススメです。私が行ったときよりも電車がリニューアルしていて、現在は「◯◯のはなし」という電車があるようです。
できれば、事前に地元のJRのみどりの窓口で座席予約していくほうがいいと思います。
電車内でオリジナルのお弁当やお土産も販売しているようなので、更に楽しめるように魅力的になっていました。
まとめ
電車とバスのアクセスについてご紹介しましたが、ここで少しおさらいをしておきましょう!
・電車はバスの時間ありきで決めないとバスを待つ時間が発生するので要注意
・電車はできればJRで観光電車を事前予約をするのがオススメです。
・バスの本数が少ないので、どこで乗車、降車するかを決めておきましょう。
・できれば精度のいいカメラとか自撮り棒持参で景色をとことん楽しむ。
また、風が強いエリアなのでウインドブレーカーなどがあると良いです。ひらひらしたスカートも危険です。あまりにも強いとバスは渡れないと聞きました。天候も考慮して行って下さい。
もし橋を渡れなくてもホテルで温泉に入ったりお茶したりしたりもできます。もしも絶景好きなら、とにかくま~ったりと楽しむ事ができちゃうと思いますよ^^