岩国市にある錦帯橋は非常に変わった形の橋です。行こう行こうと思っていたんですが、ようやくちょっと前に行く事ができました。
昔は、ごく普通の橋がかけられていたらしいですが、錦川の幾度もの氾濫から流されない橋をという思いから5連の木造アーチの橋が架けられたそうで、橋の真ん中付近から目を凝らして下を覗いてみると、澄んだ水の中を、小魚達がなんだか気持ちよさそうに泳いでいます。こういうのって、なんだかとてもほのぼのしますね^^
橋を渡るために入橋料を払うのには少し驚きましたが、維持のためなのか人の往来が多いせいなのか、錦帯橋はとても広くて何だか楽しい橋でした。
たぶん、今までもこれからも人気でありつづける錦帯橋ですが、実は周辺のおすすめスポットなども結構あるんですよ。
今回はその錦帯橋に行く際のおすすめの観光ポイント(周辺スポットも含め)をご紹介していきますね。
目次
実際に錦帯橋を渡らなければ!!
5連の木造アーチから見える光景は日本三名橋と言われるほど美しく、山口県を代表する名勝地として有名です。
河原から見上げた光景も、遊覧船から見た光景も風情があり、橋の上からだけでない楽しみ方があります。橋の下から見える構造にもかなり圧倒されます(個人的にこういうの見るの好きで^^;)。橋の全長は200メートル弱。アーチ部分の川床からの距離は13m位あります。
中国の絵図の中の橋をヒントに作られたそうで、構造上も強度が高く、精巧に作られています。岩国の町と城下町を結ぶために架けられた橋からは両岸それぞれに違った様子を見ることができます。
橋の上を歩くと小気味よい振動が伝わってきます。今ではこれほど長く広い木の橋を渡ることが出来ないと思うと、橋を渡ってみなければわからない色んな体験をしてみることをお勧めします。
ロープウェイに乗っていく岩国城もおすすめ!こちらも有名な観光名所!
橋を渡った対岸には少し歩いて岩国城へのロープウエイがあります。ロープウエイを上ると毛利元就の息子、吉川家の養子となった吉川元春の三男が建てたという岩国城があります。
城の展望台から城下町を見降ろすと何とも言えない眺望が眼下に広がります。岩国城の中には資料館があり入館料260円です。
お城の中には沢山の刀が展示されており、剣道をやっている主人にはとても魅力的だったらしく、その印象が強くてテンションが上がっていました。見る刀、刀を「欲しい!欲しい!」と連呼していました。女の人にとってはそれほど大きくないとはいえ、きれいなお城だったので見る価値はあったように思います。
錦帯橋は川の両岸を行き来するために吉川広嘉という三代藩主によって架けられたものだそうです。個人的には、なかなかおすすめできる観光スポットです。
吉香公園は歴史を学ぶ事もできて、しかもすごく癒される
城の山麓地帯には吉香公園というのがあり、そこには上級武士の屋敷があり、静かな佇まいの中に今でも立派そうないくつかの武家屋敷が残っていました。公園の中には橋を渡ったところに現代の橋を架けるきっかけとなった吉川広嘉の銅像があり、上級武士である家老の家も残っていました。
公園はきれいに整備されており、当時の上級武士の生活ぶりはどうだったのだろうと思いを馳せると、私自身の印象では何となく裕福な暮らしぶりだったのではと感じられました。
今は噴水があったり、修復されたという中級武士の住まいがあり、公園全体が市民の人たちの憩いの場となっているらしいとのことです。岩国の町からはそう遠くない位置にあるのに、何故か城下町としての風情が色濃く残っているような感じがしました。
歴史を感じる事もできるし、なんだかのんびりできるスポットだったので、観光の疲れを癒すのにおすすめの場所です。
お願い事をするなら!ぜひ白蛇の館で!
ロープウエイに行く途中には白蛇の館があり、縁起がいいと言われる白蛇を生きたまま見ることができます。白蛇を見ると願いが叶う。とか、長生きもできるなどとも言われているんです。
蛇の苦手な私だったので前回は行きたくありませんでした。しかし、実際に数年前主人と二人で白蛇の館で願い事をして主人も私も願いが叶いました。その様な経験もあって、今回もまた二人で訪れてみました。
残念ながら前回の時とは違って白蛇も小さく、数も少なくなっていて、建物も新しくなっていて以前より風情が失われたような気がして少し残念な気がしましたが、やはり今回もお願いをしてきました。
まだ願いは叶ってはいないのですが、じっくり良い知らせを待つことにしたいと思います。目が赤い白蛇もいて何気にかわいらしさも感じました。願いを叶えたい人は一度ならず、二度三度行くことをお進めしたいです。
個人的には、なんだかすごく素敵というかロマンを感じられる場所で、おすすめです。ここも観光にはかかせません。
静かな川岸は素敵な雰囲気!隠れた観光名所!?
錦帯橋を渡ってすぐの川岸を歩くと、以前より少なくなりましたが、食べ物や民芸品、陶芸を扱っているお店があり、楽しむことができました。
一度観光した時のイメージとは違いましたが、その時にしかできない様な楽しみ方が出来たことには感激しました。
季節を変えていけば錦帯橋の上から見る景色や花や木の種類が違ったらしいのでまた訪れたいと思います。
天気の良い日には瀬戸内海までの景色を見渡せることが出来るとも聞いたので、ゆっくりした時間であちこちを回るともっとコアな錦帯橋付近を知ることができるという土地の人の話には興味深いものがあり、落城時の脱出口として使ったといわれる井戸や武器弾薬の格納庫の跡、空堀などの跡があるとも聞いたので、今度は是非のんびり主人と探索をしてみたいと思っています。
あまり有名ではないかもしれませんが、本当にのんびりとしていて、個人的にはかなりおすすめができる観光名所です。
まとめ
岩国は基地の町というイメージを持って訪れましたが、私たちが泊まった錦帯橋付近はいい意味で古びた佇まいが多かったように思います。訪れた2回ともが晴天に恵まれたこともあり、いい印象を持ったまま帰ってくることができました。素敵な観光旅行でした。
何よりは主人と私の願いごとが叶ったことが嬉しくてそれが旅のいい思い出となっています。やはり私たちは日本人なのか、他力本願で生きているのかなぁ、という風にも思いました。
私もまたぜひ観光に行きたいと思っていますが、あなたも錦帯橋やその周辺の観光に行く場合には、今回おすすめしたスポットをぜひご参考にしてみていただけたら~と思います!