数ある掃除用品の中で、一番使って感動したのがセスキ関連の用品です。今では私の掃除作業では必須のアイテムとなっています。成分は炭酸ソーダと水だけなので環境や手肌にも優しく、まるで深夜の通信販売のCMのように、みるみる汚れが落ちていくので、掃除をすること自体がすっごく楽しくなります。
特におすすめの用途としては、ガスコンロ周りの油汚れです。ここで全体にセスキを上手く使えば、しつこく蓄積した油汚れまでごっそりとれてコンロがピカピカになります。その後の水吹きもいらず、拭いたキッチンペーパーはごみ箱に捨てる事ができます。手も部屋も汚さずお手軽に掃除が完了してしまうのですごく楽です。
セスキを使ったキッチン掃除は癖になる
キッチン掃除で憂鬱になるのは、しつこい油汚れが付着した箇所かと思います。なかなか汚れは落ちないし、掃除した後には手が油でべとべとになり、石鹸でこすってなんとか手のぬるぬるを取ると、今度は肌荒れして…ととにかく厄介な印象です。
ところが、セスキを使ってからは一転してキッチンの油汚れを落とす作業が楽しみになっています。
というのも、あまりにも簡単に、悲惨な油汚れでもどんどん落としてくれる上に手間はかからず、まるで自分が掃除のプロフェッショナルになったような気分になれるからです(笑)。
セスキを使った掃除を覚えてからは、油汚れをこすり落とす用のベタベタしたナイロンスポンジもクレンザーも捨ててしまいました。
セスキを使ったキッチンの掃除方法
私が実践している方法は、例えば油汚れの目立つ換気扇のファンやガスコンロ、鍋といった調理器具に、セスキを溶かした水(もしくはスプレータイプの製品)を全体が濡れる程度に霧吹きで吹き付けて、3~5分放置した後にキッチンペーパーで拭き取るだけです。
たったこれだけで、数か月放置してしつこく蓄積した油汚れであっても、ごっそり取れます。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、新品状態に近いくらいにピカピカになります。
セスキは洗剤のように研磨剤や界面活性剤が入っていないので、油と拭き取った後の水吹きはいらないですし、拭いた油まみれのキッチンペーパーはごみ箱に捨てるので、手も部屋も汚さずお手軽に掃除が完了してしまいます。これはもう便利を超えてかなりの快感です。ここだけの話ですが、この快感を味わうためにあえて目についた油汚れを放置して育てたりしています(笑)。
キッチンに限らず、もちろんシンクや電子レンジ、冷蔵庫などなど、掃除する箇所の材質なども選ばすに使えますし、これらもやはり嫌な汚れをしっかりと落として、綺麗にすることが出来るんです。特に、電子レンジの中に付着してしまった食品から出た汚れなどにもセスキは効果を発揮します。
掃除の仕方は特に変わったことをする必要もなく、全体に吹き付けて数分間放置したら後はタオルや紙でさっと拭き取るだけです。
セスキを使ってからは、掃除での汚れ落としは洗剤や研磨剤を使ってこすり落とすのではなく、自然に汚れを浮かせて軽く拭き取るのだと学びました。きれい好きの私にとっては、セスキを使った掃除はもはやちょっとした革命です。
セスキを使った掃除で注意したい事
セスキは炭酸ソーダが主成分ですので、残渣してもキッチンの材質や人体への悪影響はないと言ってよいのですが、拭き残しがあると時間経過で白い結晶になって析出します。
ですので、例えば光沢のあるシンクであったり、ガラスに使用した後は白い結晶が目立ってしまいますので水拭きすることをおすすめします。
もう一点気を付けているのは、油汚れを落とすときの拭き残しです。放置して固形化した油汚れがセスキ水によって溶解されるので、そのままでは油交じりのヌメヌメとした液体になっています。そのため、拭き残した油汚れが手や服、他のキッチン用品に付着すると中々取れにくいです。
また、換気扇のファンにセスキ水を吹き付けた後は、溶解した油が回りに飛び散ったり、床に落とさないように注意が必要です。
セスキを使った掃除のメリット
セスキひとつで、キッチン周りで想定される大抵の汚れが簡単に落とせてしまうので、食器用洗剤以外の洗剤、スポンジが不要になります。また、手荒れもしないので、手が弱い方がキッチン掃除用のゴム手袋をお持ちであったら、それも処分できるでしょう。
食器に調理の器具や、調味料などでかなりごちゃごちゃとしてしまう事が多いキッチンも、物の数が減ると、大分すっきりします。
食器用洗剤とスポンジ、キッチンペーパーもしくはキッチンタオル、セスキ水があればキッチン周辺は常に清潔に保てます。断捨離がしたい方、ミニマリストの方こそ持つべきアイテムではないでしょうか。
まとめ
セスキを使ったことがない方からすると、炭酸ナトリウムを使った電解水ってことは、人と環境にやさしいけど、やっぱり洗剤に洗浄力は劣るんでしょ?という先入観があるかと思います。
実際に私もそう思っていましたし、これだけセスキを絶賛している私ですが、正直なところ掃除用具にはエコよりも洗浄力や時短を優先するタイプです(笑)。
そんな私が自信をもっておすすめできる、セスキを使ったキッチン周りの油汚れ落としの快感を、みなさんにも体験して頂けたらと思います。