テレビの進化は近年どんどん速度を増してきていますよね。今では、プラズマテレビや4K、8Kテレビなど、形も非常に薄くて、より映像がきれいなものが主流となってきました。本当にすごい時代になりましたね。
昔は100万円ほどしたプラズマテレビも今やその４分の1ほどの価格で購入できるようになり、一般家庭にも広く普及しています。ブラウン管のテレビを今でも使っている人はほとんどいないですよね。
しかし、プラズマのテレビ画面に対して今までのブラウン管テレビ同様の掃除の仕方をしてしまっている方も多いのではないかと思います。プラズマのテレビ画面は従来と違い、より精巧な作りとなっていて、掃除の仕方次第では傷だらけにもなりかねません。
いいものを長く使い続けるためにも、テレビ画面を傷つけない掃除の仕方を今一度確認しておきましょう。
目次
正しい方法で掃除をしないと大変な事に、、、
プラズマテレビが出始めて間もない頃に、きれいなテレビでスポーツの観戦をしたいなぁと思い、50万円ほど払って最新モデルを購入しました（高い、、）。上機嫌でテレビを見ていたのですが、小さな子供が２人いたので、どうしても気づかぬ間にテレビ画面を触ってしまいます。
あっという間に指紋やよだれなどで画面が汚れてしまいました。子供がいる以上は仕方がないと思っていましたが、せっかくきれいな画面なのに、汚れたままではもったいないと思い、何も考えず掃除を開始。
近くにあった掃除用アルコールとキッチンペーパーを使って優しく画面をふきました。汚れがしっかり落とせて一安心。それからずっとその方法で掃除を繰り返していました。
ようやく気付いた大失敗
購入から１年ほどたった時に、電源が消えたテレビ画面を見てみると、画面全体にうっすら細かい傷がたくさんついているのに気が付きました。どう考えても子供がつける傷ではないので、調べてみるとプラズマテレビの掃除にはアルコールも目の粗いペーパーも使ってはいけないとのこと。
自分がきれいにしたいと思って行っていた掃除方法で、実際にはテレビ画面をずっと傷つけていたという事に１年たってやっと気が付きました。高い金額を払って買ったので大ショック。しばらく立ち直れませんでした。。。
コーティングもはがれてしまったようで、仕方なくお金が溜まったタイミングでまた同じ大きさのテレビを購入。傷だらけのテレビは泣く泣く実家に送って両親に使ってもらっています。何とも情けない話ですが。。。
プラズマテレビの画面を綺麗に掃除する方法
さて、新しく購入したテレビでは同じ失敗をする事は絶対に許されない！ということで、テレビ画面が傷つかない方法をしっかり調べて実践しました。プラズマテレビの掃除では基本的に洗剤は使いません。柔らかいブラシやクリーニングクロスを利用して掃除を行います。
まず、プラズマテレビの電源を切って汚れている部分をしっかりと確認します。次に電源を落としてテレビ画面を暗くしましょう。そうすると、光の加減によって画面上にある指紋や、油汚れ、ほこりなどがしっかりと見えるようになるので、汚れを確認したうえで丁寧に掃除を行いましょう。
また、電源を切ることで静電気の発生も防げるのでほこりが取れやすくなります。次に、毛先の柔らかいブラシで画面全体のほこりをとっていきます。クイックルワイパーのようなふわふわしたものがおすすめです。画面上だけでなく画面の淵にたまりがちなほこりもしっかりからめとってくれます。
次に、眼鏡用のクリーニングクロスなどの目の細かい布で、汚れが残らないように同じ方向に動かして優しく画面を拭く様にします。その際に絶対にごしごしと力を入れて画面を拭かないことが大切です。傷がつかないようにあくまで優しくふき取りましょう。
なかなか落ちにくい汚れなどは息を吹きかけてクリーニングクロスでふくか、もしくは少量の水をクロスに含ませてもいいでしょう。汚れは取れますがテレビ画面が少し濡れるので、しっかりからぶき用の布を事前に用意する様にしましょう（準備は本当に大事）。
より目の細かいクリーニングクロスがあれば濡らさなくても大抵の汚れは取ってくれるので、画面掃除用に１枚専用のクリーニングクロスを持っておくのもいいですね。この手順で、プラズマテレビの画面汚れはほとんど取ることができます。
テレビ画面を掃除する時に気を付けておきたい事
今までのテレビであれば、テーブルの上に置いてある様な布巾などでささ～っと汚れを拭いたり、もしくはウエットティッシュでごしごししたりするなどお手入れは結構簡単！というイメージがあったかもしれませんが、プラズマテレビの画面はかなり精巧に作られており、非常に繊細なものであるということをしっかり理解しておくことが大切です。
ちょっとした衝撃や荒い扱いで、すぐ傷ができてしまったり、故障したりしてしまうこともあるので注意が必要。また、掃除の際に洗剤を使わないことも大切です。洗剤を使えば画面汚れはかなりきれいになりますが、どうしてもコーティングがはがれるリスクは増えてしまいます。
一度剥がれたコーティングは元に戻せないので、そのリスクを負うくらいなら良いクリーニングクロスを購入したほうがよっぽどいいでしょう。
なるべくなら直接テレビ画面を掃除しなくていいようにカバーやフィルムをつけたほうがいいですね。これだけできれいなまま画面を保つことができますし、カバーやフィルムがあれば掃除の際もさほど気を遣わないで済みます。
テレビ画面を正しく掃除するとこんなに良い事が！
私が初めて買ったプラズマテレビは、掃除の仕方を全然知らずに傷だらけにしてしまうという大失敗をしてしまいました（ほんとに残念）。でも、今使っている２代目のプラズマテレビはしっかりときれいな状態を保てています。しかし、どうしても生活をしていれば画面上にほこりや汚れはつきますし、子供がいれば画面を触られてしまいますよね。
プラズマテレビの映像は非常にきれいで美しい分、汚れがついてしまうとその部分がかなり目立ってしまいます。
私自身、正しい掃除の仕方を実践して、画面をずっときれいな状態に保てる様になってからは、改めてプラズマテレビの映像の美しさに気づくことができました。
画面がきれいな状態になって初めて、プラズマテレビの良さが存分に引き出されるので、今後も掃除を継続して傷がなくきれいな画面を保とうと思います。
まとめ
プラズマテレビの掃除は従来のテレビと違い、少し気を遣わなければなりませんが、ちゃんとした手順でしっかりとした道具を使えばテレビ画面が傷つくことはまずありません。
いくら値段が下がったとはいえ、プラズマテレビは決して安いものではないので長くきれいな状態で使い続けるためにも、正しい掃除の仕方を身につけてこまめに掃除をしていきましょう。
定期的に掃除をしておけば、落ちづらい汚れはつきませんし、常にきれいな画面で本来の美しい映像を存分に楽しむことができます。正しいお手入れでより良いプラズマテレビライフを送る様にしましょう。
