髪の毛をとかす、というのは、日常から当たり前にやってる事だと思います。
しかし、髪の毛をとかすことで得られる効果や、その正しいとかし方など、掘り下げて考えてみたことのある人は、あまりいないのでは?
私自身、長年、ロングヘアで、ブラッシングは日々の生活の一部となっていますが、深く考えてみたことはありません。
そこで、今回は、改めて、髪の毛をとかす効果や、上手にとかすコツ、とかさないでいるとどういった現象が起きるのか、を自身の経験も踏まえながら考えていきたいと思います。
普段髪の毛をとかしている方はもちろんのこと、とかさずにいる人にも読んでもらって、髪の毛をとかすことの大切さを知っていただけたら、と思います。
私の「髪をとかす」という経験
私は、現在アラサーの主婦ですが、幼い頃からロングのヘアスタイルが好きで、圧倒的にロングヘアでいることが多い人生でした。ですので、髪の毛をとかすことは必須で、まず、起床して出かける前にとかすことはもちろんのこと、お風呂の前にもとかしています。
とかしてからでないと、髪の毛が絡まってしまって、頭皮や髪の毛の汚れ落ちが悪くなってしまいますし、シャンプーもしづらく、余計に絡まりがひどくなってもしまいます。
シャンプー後、トリートメントやリンスをつける際にも、手ぐしでとかして、トリートメントやリンスの有効成分を髪の毛により浸透しやすい状態にしてあげています。
そうすることにより、とかさないで揉み込むだけよりも、更にサラサラとしたきれいな仕上がりになるのです。
最後、トリートメント・リンスを流した後、また手ぐしで髪の毛をとかしてまとめ、ドライヤーで乾かします。
乾かす時に、髪の毛を予めとかしてあると、乾燥するのが早く感じられますし、仕上がりも指通りの良いサラサラの質感になります。その他には、運動などで、髪の毛がボサボサになってしまった時などにも、クシが手元にある時にはクシで、無い時には手ぐしでとかすようにしています。
髪をとかす効果
髪の毛をとかす効果としては、髪の毛の絡まりを取り除き、髪の毛を整えることが1番に思い浮かぶことかと思いますが、その効果はそれだけでないんです!実に色々な効果があります!
頭は、身体の1番先端に位置していることから、汚れがとても付着しやすい箇所だとも言えます。
ほこりや花粉、整髪料など、様々な汚れや、抜けた髪の毛などが付着しています。
これらは、臭いの発生やシャンプーの泡立ちの悪さを促すため、髪の毛をとかして、これらの汚れを取り除くことで、それらを防ぐことができるのです。また、髪の毛をとかして、頭皮を刺激してあげることで、血の巡りが良くなり、髪の毛の成長に必要な栄養を浸透しやすくしてくれるので、育毛効果にも期待ができます。
実際、私自身も、遺伝のせいなのか、女なのにもかかわらず結構早くから薄毛に悩んでいましたが、頭皮をかなり優しくマッサージしてあげるような感じで髪の毛をとかすようにしたら、抜け毛が見事に減りました。
更には、髪の毛をとかすことは、天然の潤い成分である頭皮の皮脂を、毛先まで行き渡らせてあげることができるので、それにより、ツヤのあるきれいな髪の毛になります。髪の毛をとかすことは、美しい髪の毛を手に入れることのできる効果が期待できるのです。
タイミングや、とかし方など、正しく髪の毛をとかしていくことによって、サラサラでツヤのあるきれいな髪の毛になり、周りの人に褒められたりなどし、気持ちも明るくなれますし、自信がみなぎってくるように感じます。
やはり女の人は、髪の毛を褒められると、素直に嬉しいものですよね。
髪を上手にとかすコツ
髪の毛を上手にとかすコツは、まずは、良いブラシを選ぶことです。コームやロールブラシは、美髪効果はあまり期待できないようです。ブラッシング用のブラシを選ぶようにしましょう。
ブラッシング用のブラシにも、色々とありますので、自分の髪の毛に適したものを選ぶと良いです。また、とかすタイミングも重要です。
基本は、朝と夜が良いです。朝は、寝汗などで汚れていたり、寝癖など、髪の毛全体が絡まって乱れているからです。夜は、シャンプーする前と寝る前をおすすめします。
シャンプーする前に髪の毛をとかしておくと、付いている汚れなどを取り除けるので、その分シャンプーの量を減らすこともできますし、シャンプーの有効成分の浸透性を高めてくれます。
また髪の毛は、寝ている間に成長するため、寝る前にとかして、血行促進をはかると、美髪効果アップに繋がります。そして、とかす際には、もつれやすい毛先から先に優しくほぐし、その後に、根元から毛先に向かってとかすのが良いと思います。
無理矢理最初から根元から一気に毛先までとかそうとすると、切れ毛や枝毛を作ってしまうのです。その際には、ブラシは強く当てすぎると頭皮を傷めてしまうので、優しくあてがうのが良いかと思います。
髪をとかす事をさぼるとこうなる・・・
髪の毛をとかすことをさぼってしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
以前、髪の毛が絡まり、ほぐそうとしても中々ほぐれず、面倒くさくて諦めてそのまま眠ってしまったことがありました。
翌朝起きてみると、更に髪の毛の絡まりがひどくなっていて、どうにもこうにもほぐすことができなくなってしまいました。
結局、ハサミで切る、という羽目になってしまったのですが、そんなことにならないためにも、髪の毛は、もつれがひどくならない内に、適度なタイミングと適切なとかし方で、常日頃からブラッシングしておくことをおすすめします。
また、とかさずにいると、とかしている時と比較して、ツヤもなくなってしまいますし、抜け毛も増えますし、周りの人に対して、老けた印象を与えてしまいます。
シャンプー前にとかすことをさぼったこともありますが、先にも書いた通り、やはりシャンプーの泡立ちは悪かったですし、シャンプー、トリートメントなどの有効成分が浸透しづらいせいなのか、仕上がりもいまいちでした。
まとめ
普段何気なく行っている、髪の毛をとかすという行為ですが、改めてこうして考えてみると、そこには実に様々な効果が期待できるのだなと思いました。
美髪効果や、臭い防止、育毛効果、更にはシャンプーの泡立ちや周りへの印象の違いなど‥。
たかがブラッシング、などと思わずに、これからも正しいとかし方とタイミングでブラッシングを行い、きれいな髪の毛を維持していきたいです。多くの女性の髪の毛がきれいになり、それによって自信を抱くことができるようになったなら、幸いです。