あさドラの「あまちゃん」でも話題となった海女というお仕事ですが、収入は一体どの位なのでしょうか?
ちなみに、あのお話の中では海女の仕事は夏だけでしたよね。ただ、あれは岩手県で海女さんをする場合を前提にしています。もっと水温の高い地域であれば、海女として活躍できる期間ももっと長いです。
ちなみに、「あまちゃん」の中に登場する海女さん達は、夏が終わってからは、ミサンガを作ったりという内職をしていました(笑)
大抵の地域では年中できる仕事ではないので、やっぱり年収ベースで考えると少なそうな気がします。※沖縄などでは年中できるのかも
今回は海女さんの収入について見ていきましょう。
目次
海女さんの収入の調査方法について
最初に調査の方法についてお伝えしておきたいと思います。
学生時代、同じ学科の仲間に、現在漁業関係の仕事をしている友人がいるので、海女さんの収入について聞いてみました。
友人は、近畿地方(というと大体場所も想像付くかもしれませんが)の漁業組合で仕事をしていた経験もあります。
※漁業組合では、魚を扱うほぼ全ての職業の方達と、仕事上の付き合いがあるらしいです。
なので、当然、海女さんもの収入はしっかりと把握しています。
海女さんの収入はどのくらい?
海女さんの収入は月間ベースで見ると、約12万円程度だそうです。
また、出来高払いのケースが多いので、人によっても収入は大分異なるとの事。
出来高の良い人であれば、30万円程度になる人もいたり、逆に出来高が悪ければ2〜3万円程度の人もいるらしいです。
やはり出来高払いとなると収入はだいぶ違いますね。
平均的にちょっと少ないなと思うかもしれませんが、他の仕事と兼業している方が多い様です。
それと、他の漁業関係の仕事を一緒にやっている方が非常に多いようです。
なので海女さんとしての純粋な収入が少なくても、トータルの収入は結構あるという方も多いとか。
そもそも海が好きな方が多くて、副業的に行う方が多いとの事。
海に潜るのが好きでやっていると言う方が非常に多いそうです。
ちなみに、昔は月に何十万円も稼ぐ海女さんもいたらしいですよ!
実際に海女さんはどんな仕事をするの?
「あまちゃん」の中では基本ウニを取っていましたが、実際はサザエ、アワビの他、ワカメなども取るのが一般的みたいですね。
何を取るか、どの位の期間仕事ができるかは地域よっても大きく異なるみたいですね。
水温や取れる魚なども地域によって全然違うので、当然かもしれません。
海女さんになるには?
では、実際にどのようにして海女さんになれるのかを友人に聞いてみたところ、
海女さんになるためには漁業組合か観光協会に入る(もしくは契約する)のが一般的な様です。
海女になるための試験をする事もあるらしく、やはり海に潜ることが得意な方が多いようです。
当然ですが、海女になるための訓練なども必要とのことです。
中には子供の頃から海女さんになるための訓練をする方もいるそうなので、当然ですが気軽になれるような仕事ではなさそうですね。
ちなみに、もし知り合いなどが入れば海女さんになりやすいかもしれません。海女になりたいという気持ちを理解してくれたり、センスがあると思ってくれる方がいると薦められる事もある様です。
ちなみに、漁業組合に勤めていた友人の話では、最近は海女さんになる若い方は少ない様なので、もしかしたら若い方は重宝されるかもしれません。
漁業組合と観光協会
これはまさにドラマ「あまちゃん」の中にも出てきたので、なのドラマを見ると非常に分かりやすいかもしれません。
文字通り、漁業組合は漁に関する共同の組合。観光協会は観光に関する仕事(宣伝活動など)をする組合です。
海女さんは、漁師としての側面と、観光目的としての側面があります。
まさに「あまちゃん」がそうでしたね。観光海女という名目で海女さんになりました。
その部分がある意味、アイドルとも通ずる部分があったのではないでしょうか。
※ドラマの中では主人公の天野アキさんがネット動画で大人気になった事がきっかけで、アイドルを目指します
観光海女として大人気になれれば
もし、観光海女として有名になれば、もっともっと大きな収入を期待できるかもしれません。
それは純粋に海女としての仕事というよりも、観光地への貢献と言う意味での収入になると思います。
これは海女さんだけではなく、さまざまな職業にも言えることですが。
それこそ、アイドルの様になれれば副収入もたっくさん!という状態もありえるかも。
今は自分の生活、活動などをネットなどで公開している方もいるので、人気が出る可能性は充分にあります。
海女さんというだけでも話題にはなりそうです。
すっごく可愛いらしい海女さんとか、すっごく目立つ変わった海女さんがいたら、たちまち人気になるかも!
まとめ
ということで、今回は海女さんの収入についてお伝えしました。
海女として生活をすると言うよりも、半分は趣味でやっている方が多いみたいです。
海がとっても好きな方であれば非常に楽しめる仕事かもしれません。