寝つきが悪いと感じていませんか?寝つきが悪いだけでもストレスがかかりますよね。
でも寝つきが悪い原因もまた、ストレスが溜まっているからだったりします。
日々のストレスが溜まっていると自律神経のうちの交感神経が優位になり眠りにくくなります。
その日の疲れも、明日への心配・緊張もストレスです。もし寝つきが悪いなら今どんなストレスを抱えているかを自己分析してみましょう。
目次
ストレスの種類
大きく分けて二つあります。
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身体的なストレス
まず湿度と温度です。寝室の環境を整えることは良い睡眠を得るためにも必要なこと。空間ストレスはエアコンをつけるなどして快適な区間にしましょう。
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精神的なストレス
こちらについては、エアコンをつければ快適に~なんて、そんな簡単には解決できないですよね。これは社会的ストレスともいいます。ストレスは繰り返し起こることによりダメージを受け、それに対抗しようとするときに起こるものなので、それを回避できるようにしないといけません。
精神的ストレスについて知る
精神的なストレスの原因には以下の様なものがあります。
・仕事関係
・学校関係
・家庭関係
・人間関係
・身体関係
・・・など。そして、感情としてわかりやすいのは不安・緊張・恐怖・怒りなどがあります。すべては人間関係におけるものが引き金ですね。
このストレスが続くと睡眠にも影響します。睡眠の第一段階、寝つきが悪いとそれだけでストレスがさらに増しますから原因を取り除くかまたは軽減できるようにしたいですね。
ストレスと疲労
先に簡潔にではありますが説明をしたように、ストレスというものは、ストレス自体が原因という訳ではなく、根本的な原因であるストレッサーに対抗しよう!とするときに各臓器が反応することにより、強く疲労を感じることを言うのです。
体はストレスがかかると交感神経を優位にして戦闘態勢に入り、脳を覚醒させると言われています。(これは、厳密には「闘争か逃走か」という、逃げるための反応も含むと言われています)。
個人的には眠るよりも優先しなければならない事に対処する機能が働くという風に捉えています。
交感神経が活発になり続けると疲弊が待っているんですが、それが続くと自律神経症失調症状が出ます。そして次第に寝つきが悪いだけではなく睡眠全体に影響する可能性がでてきます。
ストレスへの対処法
まず第一に、次の流れでストレスをイメージしてみて下さい。普通の真ん丸いボールがあります。そこに圧を与えてみてください(ぐーっとか、ギューっと)。
その圧がストレッサーです。その次にボールがどうなるかというと、元の形に戻ろうとしますね。そこで発生するのがストレスです。
ボールは柔軟かつある程度の弾力性がないとストレッサーに立ち向かうことができないのがイメージできるかと思います。
ではその対処方としてどうするかを考えていきましょう。
・ストレスをなくす
これは、ストレッサー自体(その根本的な原因)をなくすという手段です。
問題を解決する、環境を変える、考えるのをやめるなどがこれにあてはまります。
何か問題が起きている事が良くないというよりも、その事だけ考え過ぎてしまっているのが問題なのだと私は思っています。
・対処能力の強化
対処スキルの強化、それを直球で言うと社会トレーニングが必要であり、ストレスの受け流し方などのスキルを身に着けることです。
・ストレスの緩和
実はこれも大きかったります。実は日々の生活が大事なんです。やはり見落としがち(怖い事に)なのが、やっぱり日ごろからの睡眠。しっかりと眠れていないとちょっとしたストレスでイライラしてしまったりします、、、。
逆に、睡眠がしっかりとれていればある程度のストレス体耐性は強くなるのです。
それに加えて食生活も大切なので、日々の生活を規則正しく健康でいることはとても大事なのです。
全てのストレスをなくすことはあまりにも難しいものです(取り除ければこんなに良い事はないのですが)。
ですので、ストレス耐性の強化と日々の規則正しい生活がとても大事になってきます。日ごろから睡眠をとれるように備えましょう。
バッチリとストレスの緩和をして、日々の寝つきを良くする
基本は寝る前に交感神経の高ぶりを沈め副交感神経を優位にする工夫です。寝つきが悪いことへのストレスも緩和されますよ!
・お風呂でリラックス
体があたたまり体温が下がってくるころに眠気がきます。
・ハーブティを飲む
カモミールティなどがやさしくて心をリラックスさせてくれます。
・アロマを焚く
アロマとしても有名なラベンダーなどは実は沈静の効果があります。好きな香りがあればそれが一番よいでしょう。
・ストレッチをする
固くなった筋肉を伸ばすだけでも体が弛緩し気持ちよくなります。ヨガなどもおすすめです。
・・・この様に日々の工夫(そしてつみ重ね)は本当に大事です。難しいことはそんなにないので、身近なもので取り入れることができるものからやってみましょう。
まとめ
では今回お話しした内容を総括してみようと思います。
1.具体的なストレスの種類を知る
2.ストレスの対処法を身に着ける
3.寝る前の工夫をする
いかがでしたか?ストレスの種類を知ることとそれへの対応策が大事なんですね。大事なのは寝つきが悪いことのストレスだけでなく、すでに溜まっているストレス、ストレスがたまりやすい状況を防ぐこくとなんですね。もしも寝つきが悪いなぁ~なっていう風に感じたのでしたら、日ごろからの生活の送り方をもう一度見直してみるのが良いのではないでしょうか。