以前、私の友人からこーんな事を聞かれました。
「みかんを食べ過ぎて、顔や手が黄色くなったんだけど、これって大丈夫かな?治るのかな?」と。
確かに、みかんを食べ過ぎると、黄色くなるとは聞いた事があるけど、それって一体どういう事が原因なんだろか。ほんとみかんにって黄色くなっんだろかと思い、その際に、みかんを食べ過ぎると顔や手の色が変わってしまう原因を色々と調べてみたので、その内容を紹介します。
それから、「好きすぎるんだけど今後も食べ続けて大丈夫なの?」とも聞かれたので、その点についても色々と調べていたので、それもついでに紹介しますね。
目次
本当に黄色くなるの?
という事で、ミカンによって、顔や手が黄色くなる事があるのかを調べてみると、、、これ、本当だったんですね^^; 自分も半信半疑だったのでびっくりしました。
でも、一体なんで黄色くなってしまうんでしょ?
顔や手の色が変わる理由
ミカンによって肌が黄色くなってしまう原因は、ミカンの持つ色素なんです。これは、ミカンの黄色い色というのは、「カロテノイド」という色素に属している「βカロテン」による色素なんです。黄色くなるのは、このカロテノイド(の中のβカロテン)のせいなのです。
豆知識ですが、ロブスターの色もこのカロテノイドが理由らしいですよ。なんかビックリ。
カロテノイド(に含まれるβカロテン)って一体ぜんたいどんな成分なのでしょ?
カロテノイドに含まれるβカロテンという名前は聞いた事があるかもしれませんが、人参、カボチャ、野菜ジュースなどに含まれています。これをたくさん食べすぎると、血中から蓄積して皮膚に色が表れます。
という事は、βカロテンが含まれているものであれば、食べ過ぎると同じように肌が変わってしまうのでしょうか?ちょっと恐ろしい^^;
黄色くなってしまう。。。それって体にとって大丈夫なの?
ミカンの食べ過ぎによって、肌が黄色くなる事を「柑皮症(かんぴしょう)」と言ったりします。柑皮症というのは、個人が色素の過剰摂取をする事で、皮膚の表面が黄色くなっただけです。
なので、柑皮症は、βカロテンの摂取を控える事で、少しずつ治ってきます。ミカンが原因によって肌が黄色くなるのは病気ではないんですね。
という事でひとまず安心しています。
顔や手が黄色いのは治るの?
カロテノイドの接種を控える様にすれば、少しずつ治っていくんですね^^
あくまで目安なのですが、カロテノイドの摂取量を1日辺り300gまでにしておけば、柑皮症を防ぐ事もできると言われています。黄色い間は食べないのが無難かな。
「黄色くなってしまった友人」に教えてあげると、、
という事で、その時、質問された「黄色くなってしまった友人」には以上の話をしました。「安心したー。じゃあ食べ続けても大丈夫かな。」と。
そしたら、さらに「ちなみに、みかんて太りやすかったりするの?そこも気になってて。」という質問もあったので、太りやすいかどうかについても調べて教えました。自分も興味が湧いてきたので。
みかんて太りやすい?
みかんのカロリーはどの位?
みかん1個分あたりのカロリーは、大体ですが35kcal~45kcal位と言われています(大きさによっても異なりますが、それだけ聞くとそんなにすごいカロリーには思えません)。
よく言われるのは、みかん3個分で、ご飯一杯と大体同じくらいのカロリーという風に言われたりします。
みかんは単糖類、ご飯は多糖類になるので、糖質の種類は全然違います。しかも、多糖類よりも単糖類の方が消化吸収が早いため、ご飯1杯よりも、みかん3個の方が太りやすいという事になります。
みかんは、そーんなにお腹一杯にならない?
これは大分好みによりますが、ご飯一杯よりもみかん3個の方が食べるのは楽という方も結構います。
実際、質問をしてきた私の友人がそうでした。これは、みかんが腹持ちがそんなに良くないからだと言われています。というよりもご飯が腹持ちが良すぎるのかもしれませんが^^;なので、みかんだと食べ過ぎてしまうとも言えるんですね。
みかんは、食べ過ぎると代謝が悪くなる?(本当に要注意)
みかんには水分が多量に含まれているため、たくさん食べると体が冷えやすくなってしまう事が多いです。ご存じかもしれないですが、体が冷えると、代謝が悪くなってしまい、1日辺りの消費カロリーが減ってしまうので、太りやすいと言えば太りやすいです。
でも、これはみかんに限った話ではありません。水分がたくさん含まれている食べ物であれば同じ事が言えると思います。また、水分がたくさん含まれた食べ物はむくみの原因にもなり得ます。こちらもご注意です。
まとめ
という事で、友人の質問によって私が、その時調べた内容をご紹介しました。
もう一度まとめると、ミカンの食べ過ぎによって顔や手の色が変わったとしても、ミカンの摂取を控えれば基本的に治ってきます。
また、わりと太りやすいものというお話もしましたが、摂取量を控える様に気をつけましょう。好きなものは、食べちゃダメと言ってもそれは難しいですよね。
なので、今回お伝えした事などに注意をしながら、適度な量を食べるのであれば良いのではないでしょうか^^だって本当に美味しいですからね。