タオルの洗濯に柔軟剤は入れない方が良い?その理由は?フワフワに仕上げるコツとは?

唐突なのですが、あなたはタオルを洗濯する時に柔軟剤を入れますか？
※最近はいろんな香りの柔軟剤があって、一体全体どれにしようかとも迷ってしまいますよね。

お風呂上がりや手を洗った時に必ず使うタオルが、良い香りがして、その上、肌触りもよかったら、幸せな気分になりますね。

私はタオルだけに限らず、洗濯の際には色んな種類の柔軟剤を試していて、毎回香りの違いを楽しんだりもしています。

そんなこんなで色々試しすぎて、どれが気に入ったものなのか分からなくなってしまうこともあります(笑)

また、柔軟剤を切らした日には洗濯洗剤の匂いだけでは、モチベーションが上がらない…なんて日もあります(笑)

それぐらい、柔軟剤は私にとって大切なものなんです。

テレビコマーシャルでも、雰囲気の良い香りを印象付けるような演出がなされていて、柔軟剤は香りをつけるもの、というイメージが強いと思うのですが、そもそも柔軟剤ってどんな役割があるのでしょう。今回はタオルを例にしてご紹介していきますね。

柔軟剤を入れたらタオルが吸水しなくなった

柔軟剤には、洗濯洗剤のような洗浄効果はないのですが、柔らかく仕上げるという効果があります。

また、静電気を防止する効果だったり、さらには抗菌の効果まであるんです。なかなか驚きですよね。

ですが、タオルの洗濯に柔軟剤を使用したら、しっかり拭いているのになかなか水分を吸収しない…なんて感じたことはありませんか？（私はあります！気に入った香りだったので、香らせたい！！と多めに入れてしまったのです。欲深いのがマイナスになりました(笑)）

それは、柔軟剤によりタオルの表面の繊維が滑らかになることで、吸水しにくくなるからなのです（初めて知った時はびっくりでございました）。

しかも、タオルの表面はパイルと呼ばれる細かいループ状の物で覆われているのですが、このパイルが洗濯時に柔軟剤を使用することによって、抜けやすくなってしまうことがあるそうなのです！

これでは傷むのが早くなってしまいますね。。。

上記のようにタオルに柔軟剤を使うのは、２つのデメリットがります。

だけど、柔軟剤を入れなければ、タオルの柔らかい肌触りとフワフワ感が失われていきますよね。

最近、タオルが固くなったな…そんな風に感じた時に柔軟剤を使うと調度良いです。毎回使うのはちょっと微妙です。いつも使っているものって、使うのが当たり前になってしまうんですが、使い過ぎは本当に要注意です！

タオルを良い香りにしたい、という方はアロマスプレーで香り付けするのもよいですね。最近はスプレーもいろんな種類があるので、柔軟剤を使わなくても、好きな香りを楽しめます。

ちなみに、「クエン酸や酢が、柔軟剤代わりになる」という話は聞いたことがありますか？

実は、これらは洗濯石鹸を使用していた時には有効だったそうなのですが、合成洗剤が主流の今はクエン酸や酢を入れても、柔軟剤のような効果は期待できないと言われています。

それでは、タオルをいつまでもフワフワで吸水性も保ちながら使用し続けられる方法はあるのでしょうか。

それには、以下の２つの乾かし方が有効であることがわかりました。

・干す際に、タオルの両端を持ち２０回ほど大きく振る。パンパンと叩いて、繊維を開くようにし、風通しの良い日陰に干す。

・乾燥機で乾かす。

上記の方法でタオルを長持ちさせることができるんです。どちらの場合も、洗濯後の脱水が終わったら、すぐに干す・乾かすようにしましょう。タオルの傷みやカビの原因になります。雑菌が繁殖しやすいのです。

乾燥機で乾かす場合は、熱により傷みやすくなり、頻回に乾燥機を使用するとタオルが傷むのが早くなってしまうので注意が必要です。

毎日何回も使うタオルだからこそ、長く大事に使いたいですよね。
今回の話のポイントを大きく４つにまとめました。

私はタオルも衣類も一色単に洗っているので、タオルだけ別洗いをしようとは思いません(笑)この記事をあなたのために書きましたが、私は今後もタオルの洗濯時であっても柔軟剤を入れることでしょう！

ですが、ほんの少し香り付け程度にしますよ。吸水力が落ちると、気分も落ちますもんね！！

あなたもこれで快適なタオルライフを送りましょう！！